『カメ止め』上田慎一郎監督、最新作でプレッシャーに襲われ「気絶しそう」
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映画『カメラを止めるな！』（以下『カメ止め』）の上田慎一郎監督が25日、東京・丸の内ピカデリーで行われた最新作『スペシャルアクターズ』のワールドプレミア試写会に登壇。初のお披露目となった場で、本作が『カメ止め』の次回作であることから気絶するほどのプレッシャーを感じていたと告白した。
【写真】『カメ止め』キャストも登場『スペシャルアクターズ』ワールドプレミア試写会
日本中に“カメ止め旋風”を巻き起こした上田監督の劇場長編映画第2弾となる本作。1500名以上の中からオーディションで選ばれた15人のキャストと共に、上田監督が企画会議やワークショップを実施し、あて書きで脚本を執筆した完全オリジナルストーリー。イベントにはキャスト総勢18人に加え“カメ止め”でお馴染みのしゅはまはるみ、真魚、どんぐりも応援に駆けつけた。
この日、初のお披露目となった上田監督は、「この映画はここにいるみんなとゼロから作り上げた作品。このメンバーとこの舞台に一緒に立って、同じ光景を見ることができて気絶しそうなほど幸せです！」と感無量の表情。ネタバレ厳禁となる本作だが、キャストが「見どころは不器用な人たちが力を合わせて成功するために頑張っていくところで…」と話し始めると、「ネタバレは気をつけてねホンマに！ 万が一ネタバレしそうになったら大声出しますんで」と笑顔で話をさえぎる一幕も見られた。
監督直々にキャストを選んだ本作。選考基準について聞かれると「『カメ止め』のときとは違って選ぶときにまったく物語がない状態だった。本当に自分が恋した15人を、もっと知りたいな、もっと撮りたいなという人を選びました」と明かしつつ、『カメ止め』のときは次回作にプレッシャーを感じていなかったはずが「いざ本当に腰を据えて向き合ったときに猛烈なプレッシャーがのしかかってきて…一時期大スランプで気絶しそうな日々を過ごしました」と生みの苦しみも告白。しかし「そういった自分の経験をも取り込んで作った作品」と、完成に大きな自信をのぞかせた。
さらにイベントでは、『カメ止め』キャストのしゅはまはるみ、真魚、どんぐりが花束を持って登場。『カメ止め』で一躍ブレークしたどんぐりは、「控え室でキャストの皆さんが順番にメイクされていて、私たちのときはスッピンで出てたのに（笑）」と比較して笑わせつつ、キャストに向けて「本当に見たこともない夢のような景色をいっぱい見させてもらえると思います。ツイッターとかで『カメ止め』も世界に広がっていったので、皆さんよろしくお願いします！」と本作を大いにアピールした。
映画『スペシャルアクターズ』は、10月18日より全国公開。
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