8人目の磯野家“フグ田ヒトデ”が65年ぶりに登場! スペシャルドラマ『磯野家の人々』

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“20年後のサザエさん”を女優・天海祐希の主演で描くスペシャルドラマ『磯野家の人々~20年後のサザエさん~』(フジテレビ系/11月24日20時)より、幻の8人目の家族で17歳の女子高校生“フグ田ヒトデ”が登場する“20年後の磯野家の家族写真”が初公開された。
【写真】フグ田ヒトデ役を演じる「桜田ひより」と原作書影
1969年のテレビアニメ放送開始から10月で50周年を迎え、その記念すべき年に磯野家の20年後をオリジナル脚本で描く本作。天海がサザエを演じるほか、マスオ役を西島秀俊、カツオ役を濱田岳、ワカメ役を松岡茉優、タラオ役を成田凌、フネ役を市毛良枝、波平役を伊武雅刀が務める。
今作で初めて描かれる“ヒトデ”は、サザエとマスオの長女でタラオの妹。1954年に発刊された雑誌『漫画読本』の創刊号に掲載された一コマ漫画「サザエさん一家の未来予想図」に、たった一度だけ登場したことがあるキャラクターだ。この漫画の中では当時から10年後のサザエさん一家が描かれているが、今作では20年後のサザエさん一家を描くという設定であるため、成長して高校生となったヒトデが家族の一員として登場することに。初登場から65年を経て、誰も見たことがない、磯野家の人々とヒトデが食卓を囲む姿は要注目だ。
ヒトデ役を演じるのは、役柄と同じく今年17歳になる女優でモデルの桜田ひより。スマホを片時も離さない思春期まっただ中の17歳のヒトデは、とある理由からサザエに対しつい距離をとってしまい、家族の一家だんらんに対しても照れくささを隠せない。サザエやマスオは、娘との距離を縮められるのか。これまで誰も見たことのなかった、サザエさん一家の新たな物語が展開する。
桜田はヒトデ役のオファーを受けた当時を振り返り「本当にびっくりしました。幻の8人目の家族と言うことで、調べてみると原作では1回しか登場していないとてもレアなキャラクターで、すごく演じがいがあるなと感じました」とコメント。役作りについては「他のキャラクターと違ってキャラクター像がなかったので、お母さん(サザエさん)やお父さん(マスオさん)、お兄ちゃん(タラちゃん)を研究して、それぞれの似ている部分も表現していきたいです」と抱負を語っている。
また、今回初公開された“20年後の磯野家の家族写真”は、細部まで忠実に再現された“磯野家のオープンセット”の前で撮影されたもの。登場人物たちは、なじみのある原作のキャラクターをほうふつさせる特徴を踏襲しつつも、20年の歳月を感じさせる姿を見せている。天海はサザエさんのトレードマークである髪型について、「ヘアメイク、監督、スタッフの方とすごく考えました。微妙にサザエさんに見える髪型、なじみの深い髪型ですからあれをどうするか、でもイメージを変えずにちょっと変化があったほうがいいんじゃないかとそこから話し合いを繰り返しました」とかなりこだわったことを明かしている。
スペシャルドラマ『磯野家の人々~20年後のサザエさん~』は、フジテレビ系にて11月24日20時放送。