天海祐希、吉永小百合の膝をムロツヨシから守る!?

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女優の吉永小百合と天海祐希が11日、都内で行われた映画『最高の人生の見つけ方』公開初日舞台挨拶に登壇。台本上、ムロツヨシが吉永の膝で膝枕をするシーンがあったというが、テストのときから、吉永の膝にムロの頭がつく寸前になると、天海が「NO!膝枕」と阻止していたことが明かされた。
【写真】歳を重ねる度に美しさが増す吉永小百合
本作は、ジャック・ニコルソン&モーガン・フリーマンを主演に、余命半年の2人の生涯最後の冒険を描いた同名映画をモチーフに、主人公を吉永小百合、天海祐希という2人の日本を代表する女優にして描いたハートフル・ストーリー。吉永は、人生のほとんどを家庭に捧げてきた専業主婦・北原幸枝を、天海は仕事だけに生きてきた大金持ちの女社長・剛田マ子を演じる。
この日の舞台挨拶には、吉永、天海、ムロのほか、満島ひかり、ももいろクローバーZ(百田夏菜子、佐々木彩夏、高城れに、玉井詩織)、前川清、犬童一心監督も出席した。
撮影エピソードを聞かれたムロは、大女優二人との共演に「うれしい日々でした」と笑顔を見せていたが、唯一心残りだったのが、台本上は吉永の膝に頭を乗せるシーンがあったというが、何度テストしても、天海が途中で阻止をしたと嘆く。
ムロの訴えを聞いた天海は「(ムロ演じる高田が天海演じるマ子の部下という関係性だったので)立場的に高田が甘えるシーンがあることが許せなかったんです」と笑いながら話すと「それでも(ムロは吉永の膝に)頭を押し付けようとしていましたからね」と笑う。
映画界のレジェンドへの憧れは、共演者もみな感じていたようで、吉永の娘役を演じた満島は「大先輩との共演は、役者人生のなかで大きな経験でした。主役として花を咲かせている先輩の背中を見て、わたしもそういう存在になりたいと思いました」と言葉を発すると、ももクロの百田も「芸能界の先輩が口々に『どうだった?』と(吉永の)話を聞いてこられるんです。いまでも私たちがご一緒させていただけたことが信じられません」と目をぱちくりさせていた。