ミュージカル『アニー』2020年版、アニー役2名が決定「夢のようです」

丸美屋食品ミュージカル『アニー』の合格者発表が20日に都内で開催された。主役のアニーには、共に小学5年生の徳山しずくさんと川原菜摘さんが抜てきされ、併せて孤児役12名も選出された。
【写真】アニー役に抜てきされ抱き合って喜ぶ、徳山しずくさん&川原菜摘さん
本作は、1924年にアメリカで新聞連載がスタートした漫画『ザ・リトル・オーファン・アニー(小さい孤児アニー)』を舞台化したもの。孤児の少女アニーが、夢と希望を抱きながら、懸命に生きていく姿を描く。この日は、演出を務める山田和也も出席した。
2019年版のアニー役から花束を贈呈される一幕もあり、徳山さんは心境を問われると「今は夢のようです」と言い、川原さんは「信じられないです。ずっと目指してきたので、すごくうれしいです」とニッコリ。どんなアニーになりたいか聞かれると、徳山さんは「いっぱい希望を持ったアニーになりたいです」と答え、川原さんは「夢や希望を持った、すごく明るい、かわいいアニーになりたいです」と意気込みを示した。
過去に同じミュージカル作品に出演していたという2人は、ともに3回目の応募でアニー役を勝ち取った。川原さんは徳山さんの人柄を聞かれると「すごくで元気で、なんて言ったらいいかな…ザ・アニーみたいな。性格的にもアニー」と言い、川原さんは「いつも笑ってくれていて、皆を笑顔にさせてくれる。本当にアニー」と話していた。
その後、アニー役を勝ち取ったご褒美に、家族に何をおねだりしたいか聞かれると、徳山さんは「2人でディズニーランドに行けたらいいなって」と回答。川原さんは自分も徳山さんとディズニーランドに行きたいと思っているとしたうえで「お母さんとかに、ラウンドワンに連れて行ってもらう」と笑顔で明かしていた。
丸美屋食品ミュージカル『アニー』は、2020年4月25日~5月11日まで新国立劇場・中劇場にて上演。