『ジョーカー』、R指定映画の歴代世界興行収入で『デッドプール』を抜きトップに

関連 :
タイトルロールを演じる俳優ホアキン・フェニックスの怪演が話題の『ジョーカー』。現地時間25日に世界興行収入で約7億8810万ドル(約856億9000万円)を突破し、R指定映画として俳優のライアン・レイノルズが主演する2016年作『デッドプール』の歴代記録を抜いたという。The Hollywood Reporterが報じた。
【写真】『ジョーカー』の記録更新を祝福する「ライアン・レイノルズ」のSNS
トッド・フィリップス監督がメガホンをとる『ジョーカー』は、DCコミックスのヒーロー、バットマンの強敵であるジョーカーの誕生物語を描く。ホアキンの鬼気迫る怪演により、ヴェネチア国際映画祭では、アメコミが原作の作品としては史上初となる金獅子賞を受賞した。
これまでR指定映画の歴代世界興行収入のトップだった『デッドプール』は、俳優のライアン・レイノルズがタイトルロールのマーベルヒーローを演じる。『ジョーカー』に抜かれる前の世界興行収入記録は、約7億8300万ドル(約851億5100万円)だった。
ライアンは『デッドプール』の記録が破られると、SNSを通じて“ジョーカー”を祝福している。「R指定的な興行収入の祝福投稿は、なじみのあるものとは違う…」とコメントし、ホアキン演じるジョーカーが階段でダンスしているビジュアルを投稿した。ビジュアルには「君だよ、こんちくしょう」という言葉と共に、デッドプール以下、R指定映画の歴代世界興行収入順に該当作品の主人公の名前が階段に刻まれている。
『ジョーカー』は公開から3週間で記録を打ち立てており、最終的な世界興行収入は9億ドル(約978億8400万円)前後になることが見込まれるという。
引用:「ライアン・レイノルズ」インスタグラム(@vancityreynolds)