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吉川愛×萩原みのり×今泉佑唯『転がるビー玉』予告編解禁 主題歌は佐藤千亜妃

映画

 女優の吉川愛、萩原みのり、今泉佑唯がメインキャストを務める、「NYLON JAPAN」創刊15周年プロジェクト映画『転がるビー玉』より、予告編が解禁。併せて、本作の主題歌が、4人組バンド「きのこ帝国」(2019年5月27日に活動休止を発表)でVo/Gt/作詞作曲を担当した佐藤千亜妃による書き下ろし楽曲「転がるビー玉」であることが発表された。

【写真】映画『転がるビー玉』フォトギャラリー

 女性ファッション誌「NYLON JAPAN」の創刊15周年プロジェクトとして製作された本作は、東京オリンピックが近づき再開発が進む渋谷を舞台に、共同生活を送る3人の女性たちのささやかな日常を描く物語。吉川、萩原、今泉のほか、大野いと、中島歩、冨手麻妙、日南響子、田辺桃子、徳永えり、大西信満、山中崇が出演する。監督と脚本を務めるのは、映画『黒い暴動』『サラバ静寂』の宇賀那健一。

 再開発が進む、渋谷。その片隅にある古い家の床は少し傾いている。ここで共同生活する愛(吉川)、瑞穂(萩原)、恵梨香(今泉)の3人は夢を追い求めながら、悩み、もがき、飲んで、愚痴って、笑っては、泣いた。彼女たちが手にいれたのは、<宝石>なんて眩しいものではなく、どこかで紛れ込んだ一つの欠けた<ビー玉>だった。そんなある日、街の再開発で家の取壊が決定し、部屋の立ち退き勧告の通達が来る…。

 予告編は、夢を追い求めるモデルの愛(吉川)、編集者の瑞穂(萩原)、ストリートミュージシャンの恵梨香(今泉)が、ささやかな期間限定の共同生活を送る場面からスタート。次いで、3人がさまざまな人たちと出会って刺激や言葉をもらい、想いや感情を吐き出したり、分かち合ったりしながら過ごしていく何気ない日々が映し出されていく。「全てがうまくいかず、どこにも行けない」という言葉に続き楽曲「転がるビー玉」の切ないメロディが流れ、最後は「どこにも行けない、私たちへ。」というキャッチコピーで映像は終了。変わりゆく時代を生きている人々に寄り添うような予告編となっている。

 主題歌「転がるビー玉」を書き下ろした佐藤は「生きていれば少しずつ傷が増えていくけど、同時に少しずつ重荷がとれていく。上手く言葉に出来ない想いを抱えている全ての若者に、この作品が届きますように!3人の感情に音楽で寄り添うことが出来たことを、とても光栄に思います」とコメントを寄せている。

 映画『転がるビー玉』は2020年1月31日より先行公開、2月7日より全国順次公開。

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