記録破りの『ジョーカー』、続編企画が浮上か 情報錯そう中

関連 :
トッド・フィリップス監督がメガホン、俳優のホアキン・フェニックスが主演を務めるDC映画『ジョーカー』。R指定作品の歴代世界興収を塗り替える大ヒットとなったが、シリーズ化される可能性が出てきたようだ。続編企画があると、The Hollywood Reporterが報じた。
【写真】ホアキン・フェニックスが24kg減量して挑んだ『ジョーカー』フォトギャラリー
現地時間10月25日に世界興行収入で約7億8810万ドル(約851億円)を突破し、R指定作品として2016年作『デッドプール』の歴代記録を抜いた『ジョーカー』。先週末には世界興行収入10億ドル(約1080億円)を突破し、R指定作品初の快挙を達成した。
バットマンの宿敵として知られるジョーカーの誕生物語を描く本作。フィリップス監督は現地時間10月4日に全米公開された同作がオープニング週末興収で9620万ドル(約104億円)を叩き出すと、ワーナー・ブラザース・ピクチャーズ・グループのトビー・エメリッヒ会長に会い、『ジョーカー』続編企画と、ほかのDCキャラクター映画の制作を提案したとのことだ。
情報筋の話では、エメリッヒ会長は当初ためらったそうだが、フィリップス監督は少なくとも別のDC映画1本を制作する権利を手にしてミーティングを後にしたという。さらに『ジョーカー』の世界興収が10億ドルを超えたこと受けて続編企画が動き出し、現在、フィリップス監督は契約交渉に入ったとThe Hollywood Reporterは報じている。
第2弾が決まれば、フィリップス監督と脚本を共同執筆したスコット・シルヴァーが参加するとのこと。ホアキンにも続投が提案されているという。
ただし、本件についてDeadlineはフィリップス監督とエメリッヒ会長のミーティング自体なかったと報じるなど、情報が錯そうしているのも事実。果たしてフィリップス監督による新たなDC映画や『ジョーカー』続編は実現するのか。今後の続報に注目だ。