『スター・トレック』新作、クエンティン・タランティーノが離脱か

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2017年にクエンティン・タランティーノ監督がJ・J ・エイブラムス監督に新ストーリーを提案し、新作の企画が動き出したという『スター・トレック』シリーズ。一時期はタランティーノ自身が監督するとも伝えられたが、企画自体から離脱する可能性があるという。
【写真】2016年作『スター・トレック BEYOND』フォトギャラリー
Consequence of Soundとのインタビューで、タランティーノ監督は10作目を監督したら引退するという話になり、『スター・トレック』になる可能性があるか質問されると「『スター・トレック』からは遠ざかっている感じかな。でも製作陣とはまだ、きちんと話し合っていないんだ」と回答した。
「奇妙だけど、『ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド』が僕の最後の作品になる感じがするんだ。だからなんとなく、ビッグフィナーレを謳わないといけないといったプレッシャーがなくなった」と続けている。
7月のDeadlineとのインタビューでは『スター・トレック』について、「監督するかどうかは分からない。それについては考えないといけないが、マーク(・L・スミス)がすごくクールな脚本を書き上げていて、すごく気に入っているんだ」と語っていたタランティーノ監督。
同シリーズでスコッティを演じる俳優のサイモン・ペッグが「宇宙の『パルプ・フィクション』にはならない」とコメントしていたことに対し、「そうなるさ! 僕がやるなら、まさにそうなる」と断言していた。
タランティーノ監督は現在、『スター・トレック』だけでなく、10作目の作品がどんなものになるか見当も付かないという。