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“彼は本当にやっていない” 『リチャード・ジュエル』無実を確信! アリバイ検証シーン公開

映画

映画『リチャード・ジュエル』場面写真
映画『リチャード・ジュエル』場面写真(C)2019 VILLAGE ROADSHOW FILMS(BVI) LIMITED, WARNER BROS. ENTERTAINMENT INC. AND RATPAC-DUNE ENTERTAINMENT LLC

関連 :

サム・ロックウェル

キャシー・ベイツ

クリント・イーストウッド

 1996年のアトランタ爆破事件をめぐる実話を基にした、クリント・イーストウッド監督最新作『リチャード・ジュエル』より、本編映像が解禁された。サム・ロックウェル演じる弁護士ワトソンが、爆破テロの容疑者にされたリチャードの事件当日の行動(=アリバイ)を検証し、無実を確信する場面を収めている。

【写真】人々を助けるために懸命に働くリチャード『リチャード・ジュエル』フォトギャラリー

 「この物語は、今、我々の周りで起きていることとすごく似ている」とイーストウッド監督が語る本作は、SNSが定着した現代社会に警鐘を鳴らすサスペンスドラマ。1996年のアトランタ・オリンピックで起こった爆破テロ事件の容疑者と、真実を追う弁護士を描く。映画『スリー・ビルボード』(2017)でアカデミー賞助演男優賞を受賞したサム・ロックウェルが弁護士ワトソンを、オスカー女優のキャシー・ベイツが容疑者リチャードの母ボビを演じる。

 爆弾の第一発見者である警備員リチャード・ジュエルは、爆発が発生した後も懸命に人々を助けるために働き、この勇敢な行動が讃えられ一躍ヒーローとなる。だが、事件の早期解決を迫られたFBIは、当時最も重視されたプロファイリング捜査によって容疑者の特定を急いだ。そして、決定的な証拠がないままに、警官に憧れるガンマニアのリチャードを容疑者だと断定してしまう。

 今回解禁された本編映像は、弁護士ワトソンが、アシスタントのナディアと共に、テロ当日のリチャードの行動を現場検証するシーン。事件発生の現場から犯行予告が発信された公衆電話まで歩き、かかった時間を調べたワトソンとナディアは、リチャードが午前0時58分に発信された犯行予告を行うのは物理的に不可能だという結論に達する。リチャードの無実を確信したワトソンが、「彼は本当にやってない。助けなければ」と弁護を決意する瞬間が映し出されている。

 この弁護士ワトソンによる検証から、物理的なエビデンス確認すらも怠っていたFBIのお粗末な捜査が浮かびあがる。しかもEBIは極秘であるべき捜査情報を漏洩させ、「第一容疑者はリチャードだ」と実名報道させてしまう。情報は瞬く間に拡散し、リチャードに悪夢のような日々が襲いかかる。自宅にはメディアが押しかけ、FBIに24時間絶え間なく監視され、名誉もプライバシーも奪われてしまうのだ。

 検証によってリチャードは潔白だと確信したワトソンは、窮地に追い込まれた彼を救うために、「ふたつの巨大組織、政府(FBI)とメディア」との無謀な戦いを決意。彼らがどのように巨大権力に向かって反撃していくのか、注目したい。

<アトランタ爆破事件の経緯>
1996年7月27日土曜日深夜、アトランタのセンテニアル公園にはコンサートを楽しむ1000人以上の観客たちがいた。

■午前0時55分:警備員リチャード・ジュエルが公園のベンチの下に不審なバックパックを発見する。

■午前0時57分:リチャードが発見した不審物を警備員ビル・ミラーがトランシーバーで通報する。この直後からリチャードは率先して会場内の避難誘導を開始する。

■午前0時58分:公衆電話から男性の声で「公園に爆弾がある、爆発まで30分」と犯行予告。この電話は2回目のもので、最初は意味不明だった。

■午前1時25分:犯行予告通り爆発が発生。釘が仕込まれたパイプ爆弾によって数多くの外傷者が発生した。傷病者は111名(死者2名、負傷者109名)。

 映画『リチャード・ジュエル』は2020年1月17日より全国公開。

映画『リチャード・ジュエル』本編映像(アリバイ編)

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