綾野剛×北川景子、刑事役で初バディ 中山七里原作『ドクター・デスの遺産』映画化

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俳優の綾野剛が主演し、女優の北川景子が共演する映画『ドクター・デスの遺産―BLACK FILE―』が11月に公開されることが決定した。2人は刑事に扮し、初めてバディ役を演じる。
【写真】映画『ドクター・デスの遺産―BLACK FILE―』原作書影
本作は、2010年に『さよならドビュッシー』で、「このミステリーがすごい!」大賞を受賞して作家デビューし、“どんでん返しの帝王”の異名を取り、数々のミステリー小説を世に送り出す作家・中山七里のクライム・サスペンス小説『ドクター・デスの遺産』の実写映画化。
主演を務めるのは、映画『新宿スワン』『楽園』など、数多くの作品で幅広い役柄を演じ分けるカメレオン俳優・綾野剛。主人公の警視庁捜査一課の敏腕刑事・犬養隼人を演じる。共演には、『謎解きはディナーのあとで』『スマホを落としただけなのに』など、ドラマ・映画・CMと、多岐に渡り活躍する北川景子。綾野演じる犬養のバディである、冷静沈着な女性刑事・高千穂明日香を演じる。
監督は、映画『神様のカルテ』『そらのレストラン』などで知られる、人間ドラマからサスペンスまで幅広い作品で手腕を発揮してきた深川栄洋。本作では、安楽死を手口とする連続殺人犯と刑事の、息もつかせぬ攻防戦をスリリングに描き出す。
終末期の患者ばかりを襲う連続不審死事件が発生。捜査に乗り出す犬養(綾野)と高千穂(北川)は、依頼を受けて患者を安楽死させるドクター・デスと呼ばれる医者の存在に辿り着く。そんな中、重度の腎臓病に苦しんでいる犬養の一人娘・沙耶香が、ドクター・デスに安楽死の依頼をしてしまう―。
2度目の共演となる北川について「大きな支えとなり現場を包み込んでくれた」という綾野は、「深川監督、各部署スタッフ、キャストと共に、新境地に立つ事ができました。お届けできる日が今から楽しみです」とコメント。北川は、「最後まで誰が犯人なのかわからない緊張感と、私たちが犯人像に辿り着くまでのもどかしさ、焦燥感をお客様に感じていただけるように撮影していきました」と語り、「私たち凸凹コンビをどうぞ楽しみにしていてください」とアピールした。
映画『ドクター・デスの遺産―BLACK FILE―』は11月全国公開。