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柴門ふみ『女ともだち』がよみがえる! 原沙知絵×磯山さやかで連ドラ化

エンタメ

真夜中ドラマ『女ともだち』主演の原沙知絵
真夜中ドラマ『女ともだち』主演の原沙知絵(C)「女ともだち」製作委員会2020

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 柴門ふみの漫画『女ともだち』が女優の原沙知絵の主演で再ドラマ化され、BSテレ東とテレビ大阪にて4月期に放送されることが決まった。原の連続ドラマ主演は18年ぶり。

【写真】真夜中ドラマ『女ともだち』に出演する磯山さやかと原作者・柴門ふみのビジュアル

 『女ともだち』の連載開始は1983年。恋愛、結婚、不倫などに直面し揺れ動く女性の心理や葛藤などを、主人公のモノローグを多用して描き、1986年にもTBSでドラマ化されている。今回の再ドラマ化では時代設定を令和にアレンジ。DV離婚し、不感症だが大学の同級生との不倫関係をやめられないバツイチのシューズデザイナー“セツ”を原が演じる。また、セツの高校時代からの親友で、何度も浮気を繰り返してしまう夫を捨てきれない迷える主婦“ちさと”役に磯山さやかが決まった。

 セツ(原)とちさと(磯山)は高校時代からの親友。今日もちさとの働くダイニングバーにやって来るセツ。シューズデザイナーとして活躍するセツは、イタリアの工房から出向の話を打診され悩んでいた。セツの恋人でもあり不倫相手でもある平井保の妻に、二人の関係がばれてしまった。それなのに別れないと言う平井。自分の完璧さが原因で最初の結婚に失敗したセツは、ちゃらんぽらんな平井との関係に安らぎを見いだしていた。

 セツの話を親身になって聞くちさとだったが、彼女自身は夫の不倫に悩まされていた。ちさとの夫は売れっ子カメラマンのミツル。昔から浮気癖のあるミツルだったが、女の勘が「今度の浮気は本気ではないか」と予感させていた。そんな中、予期せぬ出来事がセツを襲う。

 主演の原は「今回、セツという女性を演じさせていただく中で、私自身も人生とは、幸せとは何か、改めて考えるいい機会になりそうです。この作品を通して女性達が抱える現実的な悩みにも注目して頂き、多くの方々にも自分自身の人生と照らし合わせて考え、何か感じていただけたらと思います」と語る。

 共演の磯山は「芸能生活20年目のこの時期に、こういった作品、役柄に挑戦させていただくことは、緊張もありますし、楽しみでもあります」とした上、「おそらくいつの時代も、これがリアルなんだろうなと胸が苦しくなります。もがいたり苦しんだりする中で、何かを見つけられるキッカケになればいいなと思っています」と話している。

 原作者の柴門は「今回、再ドラマ化にあわせて、改めて読み返してみると、精一杯強がって生きるヒロインが、『東京ラブストーリー』や『恋する母たち』の登場人物たちの原型であったのだと、気づきました。また、この40年で女性の置かれた環境は大きく変わりましたが、男と女の意識のすれ違いや不倫トラブルは変わらないものだと、改めて感じております」とコメントしている。

 真夜中ドラマ『女ともだち』は、4月期にBSテレ東にて毎週土曜24時、テレビ大阪にて毎週土曜24時56分放送。

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