TOHOシネマズ、6月5日より東京・千葉・神奈川・埼玉の劇場営業再開

映画

公開日：2020/6/2 17:15

TOHOシネマズ、6月5日より東京・千葉・神奈川・埼玉の劇場営業再開の

　TOHOシネマズは、新型コロナウイルス感染症拡大による「緊急事態宣言」が解除されたのを受け、東京都、千葉県、神奈川県、埼玉県の23劇場を6月5日より営業再開すると発表した。

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　既に他道府県の44劇場については5月15日から営業を順次再開しており、これでTOHOシネマズの全国67劇場がすべて再開となる。

　6月5日より営業再開となるのは、日比谷、シャンテ、新宿、日本橋、上野、六本木ヒルズ、渋谷、西新井、南大沢、府中、錦糸町（以上東京都）、ららぽーと船橋、市川コルトンプラザ、柏、八千代緑が丘、流山おおたかの森、市原（以上千葉県）、海老名、小田原、川崎、ららぽーと横浜、上大岡（以上神奈川県）、ららぽーと富士見（埼玉県）。

　営業再開に際し、全国興行生活衛生同業組合連合会が定める「映画館における新型コロナウイルス感染拡大予防ガイドライン」を踏まえた感染予防措置を講じる。

　従業員に対しては、出勤時の体温検査など健康管理を実施。全従業員にマスク、一部従業員にはゴム手袋、フェイスシールドを着用させる。さらに、従業員の手洗い・手指消毒・うがいを徹底する。

　また、館内衛生維持のため、▽自動券売機や扉、手すり、トイレなど、客の手が触れる箇所の消毒・清掃の強化▽劇場入口・ロビーなどへの消毒液の設置▽スクリーン内入場時のペーパータオル、消毒液の設置▽飛まつ感染防止用ビニールシートもしくはついたての設置▽トイレのハンドドライヤー使用中止▽釣銭は手渡しせず、キャッシュトレーに置く▽入場時のチケットは受け取らず目視のみで確認▽サーモグラフィーカメラによる検温の実施－を行う。

　さらに、混雑緩和のため、会計のスムーズなキャッシュレス決済を推奨している。

　劇場運用については、飛まつ感染防止のため、原則として前後左右に1席ずつ間隔を空けたチェスボード盤方式で座席指定券を販売する。ロビーソファー、ハイテーブルは撤去。自動券売機、売店などでは、並ぶ際の間隔を保つため、足元に目印をつける。また、間隔を空けた入退場を行う場合もあるとしている。

　上映開始2日前より実施していた座席指定券の事前販売は、当面の間、劇場窓口では当日劇場オープン時より、インターネット販売では当日0時よりの販売となる。また、20時以降開始の上映を休止する。