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人気女優がスパイとしてナチスに潜入 驚きの実話『ソニア ナチスの女スパイ』公開

映画

映画『ソニア ナチスの女スパイ』ポスタービジュアル

映画『ソニア ナチスの女スパイ』ポスタービジュアル(C)2019, The Spy AS BR・F, Film i Vast, Scope Pictures, Nordisk Film Danmark ‐ All rights reserved

 スパイとしてナチスに潜入していた女優の真実を描くノルウェー映画『THE SPY(英題)』が、邦題を『ソニア ナチスの女スパイ』として9月11日より公開されることが決定。併せてポスタービジュアルが解禁された。

【写真】激動の時代を生き抜いたソニア・ヴィーゲットの真実の物語『ソニア ナチスの女スパイ』場面写真

 本作は、第2次世界大戦中にスウェーデンのスパイとしてナチスに潜入した実在のノルウェー人女優ソニア・ヴィーゲットの生き様を描く。

 ソニアを体当たりの演技で熱演するのは、ドウェイン・ジョンソン主演の『ヘラクレス』(2014)や海外ドラマ『ウエストワールド』(2016)などに出演し、国際的に活躍するイングリッド・ボルゾ・ベルダル。『ダウンサイズ』(2018)のロルフ・ラスゴード、『パイレーツ・オブ・カリビアン/最後の海賊』(2017)のアレクサンダー・シェーア、『プラネタリウム』(2016)のダミアン・シャペルなど、ハリウッドで活躍するキャストが脇を固める。

 監督は、長編『The King of Ping Pong(英題)』(2008)でサンダンス映画祭グランプリを受賞したイェンス・ヨンソン。脚本は『ヒトラーに屈しなかった国王』(2016)でノルウェー・アカデミー賞(アマンダ賞)の脚本賞を受賞したハラール・ローセンローヴ=エーグとヤン・トリグヴェ・レイネランドが務める。

 第2次世界大戦中のナチス占領下のノルウェーで、ソニア・ヴィーゲットは女優として活躍していた。その人気に目を付けたナチスの国家弁務官ヨーゼフ・テアボーフェンは、彼女をプロパガンダに利用しようと画策する。一方でソニアはノルウェーの隣国スウェーデンの諜報部から、スパイとしてナチスに潜入することを要請される。戦線を拡大させて諸国に侵攻していくナチ・ドイツをスウェーデンは警戒し、情報収集に躍起になっていた。

 一度はその要請を拒否するソニアだったが、逮捕された父親を解放させるため、テアボーフェンに接近して彼の邸宅への潜入に成功。次第にテアボーフェンの信頼も得るようになったソニアは、ある日、彼からあることを依頼される。それは、ナチスのスパイとして北欧諸国の情報を収集することだった…。

 ソニア・ヴィーゲットについては、2005年に関連文書が公開され、戦時中のスパイ活動が公表された。

 映画『ソニア ナチスの女スパイ』は9月11日より公開。

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