松岡茉優×成田凌『男ともだち』本予告映像&本ビジュアル解禁 二人だけの温度と絶妙な距離感
松岡茉優が主演を務め、成田凌が共演する映画『男ともだち』より、本予告映像と本ビジュアルが公開された。
【写真】7年ぶりの再会から動き出す時間―『男ともだち』予告
本作は、作家・千早茜のロングセラー小説を映画化。
恋人と京都の町家に暮らすイラストレーター神名(松岡)は、仕事もプライベートも順調に見えるが、30歳を目前に、描きたいものを見失い、惰性や不毛な恋愛に逃げる日々を送っている。そんなある日、大学時代の“男ともだち”ハセオ(成田)からの思いがけない電話をきっかけに、二人は7年ぶりに再会。空白の時間を埋めるように、始発電車が動き出すまでの間、彼らは互いに仕事や恋愛観を語り合う。
しかし、帰宅した神名は同棲相手の彰人(井上祐貴)に「男ともだちってずるい響きやなぁって...」と複雑な感情が滲んだ言葉を投げかけられる。
さらには、二人の大学時代の先輩でライブハウスのオーナーをしている岩佐(三浦貴大)には「お前達はさ、お互いの幻想なんだよ。特別じゃない」と言われる始末。無茶なクライアントワークに神経をすり減らし、恋愛もうまくいかず、神名はどんどん追い詰められていく。
「ハセオはさぁ、なんで私とはしないの?」と言い出した神名の想いと、その問いかけへの、“男ともだち”ハセオの答えとは。
今回、解禁された予告映像では、印象的なセリフやシーンが散りばめられ、神名の浮気相手・真司(中島歩)、大学時代の友人・美穂(咲妃みゆ)らの姿も映し出され、7年ぶりに動き出した神名とハセオの甘く、苦く、ひりひりとした時間が、美しいロケーションの中で紡がれていく。
そして、本作品の世界観を彩る劇中歌には、ジャンルにとらわれないサウンドと透明感のあるボーカルで注目を集める3人組バンド chilldspot(チルズポット)が歌う「lost child」が決定。「2人がお互いの関係性をちょっとだけ意識するような歌を披露してほしい」という制作陣からの想いを受け本作のために書き下ろされた楽曲が、今回初お披露目となった。
「一日目、京都での夜をイメージして書いた曲」(比喩根)という本楽曲。神名とハセオが訪れる京都のライブハウスのシーンで、メンバーの比喩根(Vo/Gt)も出演し、弾き語りで歌を披露している。比喩根は「『神名とハセオがそこに居てこの曲を聴いてくれている』。これがなんとも嬉しくて自分自身もあの空間に浸れながら歌うことが出来ました」とコメント。
三島有紀子監督が「届けてくれた楽曲には、ブルースの痛みと、前へ進もうとするグルーヴがある。その響きは、登場人物たちの心を静かに震わせてくれる」と語るように、心地よい比喩根の歌声とメロディが、神名とハセオの心のゆらぎに寄り添っている。
合わせて解禁となった本ビジュアルは、7年ぶりに再会した二人の、京都・富山・広島で過ごす“3つの夜”の一幕を切り取ったもの。年末、急きょ依頼されたイラストの仕事を、身を削るように必死に片づけた神名は、「煮詰まってるならこっちに来てもええで」というハセオの言葉に甘え、彼が暮らす富山に向かう。しかし荒天で外出もできず、結局二人はハセオの部屋で大学時代のように映画を見ながら、共に年を越す。
すぐそばでお互いの体温を感じながらも、決して触れ合わず、二人だけの空気と絶妙な距離感を、せつなく匂わせる。「恋人がくれないものを、彼だけが私にくれた。」というキャッチコピーから連想させられる、神名にとってのハセオの存在とは――。ハセオと過ごす“3つの夜”が、神名の人生を大きく変えていく。
映画『男ともだち』は、11月6日より全国公開。
※比喩根、三島有紀子監督のコメント全文は以下の通り。
