『甘いお酒でうがい』新公開日は9月25日 松雪泰子、黒木華ら喜びのコメント到着
女優の松雪泰子が主演を務める映画『甘いお酒でうがい』の新たな公開日が9月25日に決定し、主要キャストの喜びのコメントが公開。またお笑いトリオ「3時のヒロイン」ナレーションを務めた予告編がバージョンアップして公開された。
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本作は、2014年に第7回キングオブコントで王者に輝いたお笑い芸人のシソンヌ・じろうが、ネタの中で長年演じてきたキャラクター“川嶋佳子”がもし日記を書いたら…と仮定して執筆した同名小説を、映画『勝手にふるえてろ』『美人が婚活してみたら』の大九明子監督が映画化。
本作の脚本も手掛けたじろう本人が「自分の中の女性が勝手に書いている」と公言するほど、日記の中のエピソードは女性が共感できるものばかり。その中から、大九監督とじろうが選んだエピソードを映像化した。
主演の松雪が演じるのは、日常の中に散りばめられている小さな喜びにそっと寄り添って生きる主人公の40代独身OL・川嶋佳子役。そんな佳子にとって、何気ない日常の中で一番幸せな時間を過ごせる同僚・若林ちゃん役を黒木華、佳子の生活にある変化をもたらすふた回り年下の岡本くん役を清水尋也が演じる。
新型コロナウィルス感染拡大の影響で4月10日の公開を延期していた本作。新たに9月25日より全国公開されることが決定し、ワールドプレミアから1年半を経ての公開を喜ぶメインキャスト陣からのコメントが到着した。
世界各地の映画祭に本作で参加した松雪は、「世界中の方々から温かなコメントを頂いております」と語り、「ひとときの時間ですが、スクリーンを通して、佳子さんの世界をお届け出来る事を喜びに感じると共に、皆様の日常、全ての人の日常に平穏が訪れる事を切に願います」とコメントした。
そして黒木は「撮影から1年半経ち、やっと皆さんに見ていただけるのだなと嬉しさがこみ上げています。佳子さんの生活の中のささやかな感動や、若林ちゃんの明るさが、皆さんの生活にささやかな幸せと、温かな時間を届けられたら幸いです」とメッセージを寄せた。
なお、新たな公開日決定に際し、予告編もさらにバージョンアップ。お笑いコンビ「3時のヒロイン」がそれぞれ務めた予告編が解禁時に大きな話題となったが、今回は3人が共演するナレーションが入ったバージョンとなっている。
映画『甘いお酒でうがい』は9月25日より全国公開。