クランクイン!

  • クランクイン!ビデオ
  • クラインイン!コミック
  • クラインイン!トレンド

  • ウェブ全体を検索
  • このサイト内を検索

人質はなぜ、犯人に味方したのか 『ストックホルム・ケース』予告解禁 劇中歌はボブ・ディラン

映画

映画『ストックホルム・ケース』メインカット
映画『ストックホルム・ケース』メインカット(C)2018 Bankdrama Film Ltd. & Chimney Group. All rights reserved.

関連 :

イーサン・ホーク

ボブ・ディラン

ノオミ・ラパス

 1973年にスウェーデンのストックホルムで起きた歴史的強盗事件を描く、俳優のイーサン・ホーク主演映画『ストックホルム・ケース』より、予告編が解禁。予告編は、イーサン演じる銀行強盗犯と人質たちとのやりとりを、ボブ・ディランの名曲と共にユーモアを交えながらスリリングに描いたものとなっている。

【写真】イーサン・ホーク×ロバート・バドロー監督『ブルーに生まれついて』フォトギャラリー

 本作は、誘拐事件や監禁事件などの被害者が、犯人と長い時間を共にすることにより、犯人に連帯感や好意的な感情を抱いてしまう心理学用語「ストックホルム症候群」の語源となった、“スウェーデン史上最も有名な銀行強盗事件”として知られる5日間の立てこもり事件(ノルマルム広場強盗事件)を基にしたクライム・エンタテインメント。

 長髪のカツラを被り、アメリカ人風を装って大胆不敵な銀行襲撃事件を起こす、今までにないクレイジーでハイテンションな強盗犯ラース役を、イーサンが魅力いっぱいに演じる。ほかに、不運にもラースの人質になるが、どこか憎めない彼に不思議な感情を芽生えさせていく銀行員ブリジッタ役にノオミ・ラパス、ラースの犯罪仲間、クラーク役にマーク・ストロングが扮する。

 メガホンを取るのは、伝説のトランペット奏者チェット・ベイカーをイーサンが演じスマッシュヒットを記録した『ブルーに生まれついて』のロバート・バドロー監督。音楽にこだわりのあるバドロー監督らしく、劇中歌にはボブ・ディランの名曲「新しい夜明け」「今宵は君と」「明日は遠く」「トゥ・ビー・アローン・ウィズ・ユー」が登場する。

 予告編は、銀行強盗に入ったラース(イーサン)が、人質に取った銀行員のビアンカ(ノオミ)と緊張感あふれるやりとりを繰り広げるシーンからスタート。続いて、犯罪仲間のグンナーを刑務所から釈放させることに成功し気持ちが大きくなったラースは、逃亡用の車と金を要求するが、報道陣が銀行前を占拠し身動きが取れない状態となる。

 長期戦になる中、奇想天外でどこか憎めないラースに、人質2人にはいつしか笑顔が見られ、徐々に犯人に味方するように。電話で「犯人を信じる?」と聞かれたビアンカは「警察よりはね」と返答。さらに、「銃撃戦になれば、誰も生きて帰れないわ」と訴えるようになる。人質はなぜ、犯人に味方したのか。ボブ・ディランの名曲が強い情感を醸し出す、物語の結末に興味が高まる予告編となっている。

 映画『ストックホルム・ケース』は11月6日より全国公開。

映画『ストックホルム・ケース』予告編

関連記事

あわせて読みたい


最新ニュース

  • [ADVERTISEMENT]

    Hulu | Disney+ セットプラン
  • [ADVERTISEMENT]

トップへ戻る