押井守監督、本人役で映画出演 菅田将暉×有村架純『花束みたいな恋をした』追加キャスト発表

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女優の有村架純と俳優の菅田将暉がダブル主演を務める映画『花束みたいな恋をした』より、映画監督の押井守をはじめとする追加キャストが発表された。押井監督は、サブカルチャー好きの主人公・麦(菅田)と絹(有村)をつなぐきっかけとなる存在として、本人役で出演する。
【写真】清原果耶、細田佳央太ら映画『花束みたいな恋をした』追加キャスト陣
本作は、終電を逃したことから偶然に出会い、その夜から始まるひとつの恋の5年間の行方を、同時代のカルチャーを背景にしながら紡いでいく物語。ドラマ『東京ラブストーリー』(1991)、『カルテット』(2017)など連続ドラマを数多く手掛けてきた脚本家・坂元裕二のオリジナル脚本で、メガホンを取るのは土井裕泰監督。
東京・京王線の明大前駅で終電を逃したことから偶然に出会った大学生の山音麦(菅田)と八谷絹(有村)。好きな音楽や映画がほとんど同じで、あっという間に恋に落ちた麦と絹は、大学を卒業してフリーターをしながら一緒に暮らし始める。拾った猫に2人で名前をつけて、渋谷パルコが閉店してもスマスマが最終回を迎えても、日々の現状維持を目標に2人は就職活動を続けるが─。
今回解禁となったのは、菅田、有村の脇を固める追加キャストたち。劇中で麦と絹が”神”とあがめる映画監督の押井守が本人役を演じるほか、麦と絹がかつてのお互いの姿を重ねる若い男女の2人組、羽田凜役を清原果耶、水埜亘役を細田佳央太が演じる。そして、絹の勤務先であるイベント会社の社長・加持航平役をオダギリジョー。絹の両親である八谷早智子役は戸田恵子、八谷芳明役に岩松了。麦の父・山音広太郎は小林薫が演じ、安定感のある豪華実力派キャストたちが集結した。
その他、韓英恵、中崎敏、小久保寿人、瀧内公美、森優作、古川琴音、篠原悠伸、八木アリサ、佐藤寛太、岡部たかし、萩原みのり、福山翔大、萩原利久、片山友希、宇野祥平、佐藤玲、水澤紳吾の出演が決定した。
映画『花束みたいな恋をした』は2021年1月、全国公開。