小池栄子、2022年大河で北条政子役に 『鎌倉殿の13人』出演者発表
エンタメ
俳優の小栗旬が主演する2022年のNHK大河ドラマ『鎌倉殿の13人』に、女優の小池栄子、俳優の片岡愛之助、松平健、佐藤二朗が出演することが発表された。
【写真】大河ドラマ『鎌倉殿の13人』キャスト陣
第61作目の大河ドラマとなる本作は、平安時代末期、源頼朝と北条政子が結婚をしたことをきっかけにして運命の歯車が回り始めた、伊豆弱小豪族の次男坊にすぎなかった、北条義時（小栗）の半生を描く。脚本は三谷幸喜。
小池が演じるのは、義時の姉にして源頼朝の妻、女将軍として君臨する北条政子役。大河ドラマへの出演は本作が2回目となる小池は「1年半、政子を誰よりも愛し、政子と心中する気持ちで演じさせていただきたいと思います。『猛女』とよく例えられますが、そうではない、それだけではない魅力的な政子として視聴者の皆様の記憶に残れるよう気合を入れて頑張りたいですね！」と意気込む。
片岡が演じるのは、義時の兄で平家打倒を訴える熱き夢想家の北条宗時役。大河ドラマへの出演は本作が3回目となる片岡は「北条宗時は私とは真逆の人間。夢に生き、夢に散った男だったと知りました。打倒平家に燃えたその夢想家の熱意は相当なものだったと想像がつきますし、今回はその熱量をいかに表現できるかに懸かっていると感じています。自分とは正反対の生き方をした武将を演じられることに今からワクワクが止まりません！」と役柄への熱い想いを語った。
松平は、源氏の宿敵で日本を支配する平家の総帥・平清盛役。大河ドラマへの出演は本作が8回目となるベテランの松平は「〈清盛〉の激しい生きざま、抑揚をつけてしっかりと演じたいですね。諸行無常、盛者必衰（じょうしゃひっすい）をもって、時代のバトンを鎌倉へと渡したいと思います」と抱負をコメント。
佐藤は、「13人」の1人で、北条と火花散る権力闘争を繰り広げる比企能員（ひき・よしかず）役。大河ドラマへの出演は本作が3回目となる佐藤は「歴史の裏には必ず、涙を飲んだ悲運の敗北者がいます。そうした歴史の表舞台に立てなかった人物を演じるのは、ある意味役者冥利に尽きます。精いっぱい、歴史の裏側、影を輝かせたいと思います」と語っている。
大河ドラマ『鎌倉殿の13人』はNHK総合ほかにて2022年1月より放送。
＜出演者コメント全文＞
◆小池栄子（北条政子役）
北条政子を演じさせていただけるとは…。女として、母として、強く、愛に生きた政子は、「一途」という言葉がぴったりな最高にカッコイイ女性だと思います。
1年半、政子を誰よりも愛し、政子と心中する気持ちで演じさせていただきたいと思います。「猛女」とよく例えられますが、そうではない、それだけではない魅力的な政子として視聴者の皆様の記憶に残れるよう気合を入れて頑張りたいですね！
◆片岡愛之助（北条宗時役）
また三谷幸喜さんの大河ドラマに出演させていただけると伺ったときは素直にとてもうれしかったです。
北条宗時は私とは真逆の人間。夢に生き、夢に散った男だったと知りました。打倒平家に燃えたその夢想家の熱意は相当なものだったと想像がつきますし、今回はその熱量をいかに表現できるかに懸かっていると感じています。自分とは正反対の生き方をした武将を演じられることに今からワクワクが止まりません！
とはいえ、宗時は歴史文献にもあまり記録が残っていない人物。その宗時が三谷さんの脚本でどう描かれるのか、非常に楽しみです！
◆松平健（平清盛役）
〈平清盛〉は、700年続く武家政権の祖です。地下人から太政大臣まで上り詰めながら、貴族化していく姿は源氏への戒めの姿でもあると思います。
源氏の遺児たちの命を奪わなかった情が、自らを窮地へ導く─〈清盛〉の激しい生きざま、抑揚をつけてしっかりと演じたいですね。諸行無常、盛者必衰をもって、時代のバトンを鎌倉へと渡したいと思います。
◆佐藤二朗（比企能員役）
僕が演じるのは「13人」の一人で、北条と火花散る権力闘争を繰り広げた比企能員という人物です。
一歩間違っていたら、執権は北条でなく比企だったかもしれません。歴史の裏には必ず、涙を飲んだ悲運の敗北者がいます。そうした歴史の表舞台に立てなかった人物を演じるのは、ある意味役者冥利に尽きます。精いっぱい、歴史の裏側、影を輝かせたいと思います。
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