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アートに熱狂! 巨匠画家の絵画をめぐる戦いが熱い『レンブラントは誰の手に』予告

映画

映画『レンブラントは誰の手に』メイン写真
映画『レンブラントは誰の手に』メイン写真(C)2019DiscoursFilm

 巨匠画家レンブラントをめぐる人々の情熱を捉えたドキュメンタリー映画『レンブラントは誰の手に』が、2021年2月26日より公開されることが決定。併せて、予告編とメインビジュアルが解禁された。

【動画】スリリング&ドラマティックな展開!『レンブラントは誰の手に』予告編

 本作は、美術館の舞台裏に深く切り込んだ『みんなのアムステルダム国立美術館へ』(2014)で、アート好きのみならず映画ファンの心もつかんだオランダのドキュメンタリー作家、ウケ・ホーヘンダイクの最新作。バロック絵画を代表し、没後350年以上経った今でも絶大な人気を誇るオランダの巨匠画家、レンブラント。本作では、「光と影の魔術師」の異名を持つレンブラントが残した作品の美と魅力のほか、彼の作品に魅了される人々の情熱とそこで生まれる物語をドラマィックに映し出していく。

 貴族の家系に生まれ、レンブラントが描いた貴重な肖像画「ヤン・シックスの肖像」を持ち、そのモデルとなった当主から代々その絵を大事にしてきた11代目の若き画商ヤン・シックス。彼はある日、ロンドンの競売クリスティーズに出されていた「若い紳士の肖像」に目を奪われる。これはレンブラントが描いたものだと本能的に感じた彼は、その絵画を安値で落札。これが本物であれば、新たな作品が発見されるのは44年ぶりであり、専門家や美術史家らもアートを愛するがゆえにヒートアップ。しかし思いもよらぬ横やりが入ってしまう…。

 一方で、フランスの富豪ロスチャイルド家が何世代にも渡って所有していたレンブラントの絵画2点「マールテンとオープイェ」が、1億6000万ユーロ(約200億円)という高値で売りに出される。滅多に市場には出回らない見事な2枚の絵画を獲得するために動き出したのは、世界で最も入場者数の多いルーヴル美術館とレンブラント作品を多数収蔵するアムステルダム国立美術館。有名美術館同士の争いがいつしか、絵の価値など分からない国の要人まで乗り出す事態になっていく。

 予告編は、若き画商ヤン・シックスが、新たなレンブラント作品を発見した当時を振り返り「レンブラントの絵を買い付けた時、興奮を抑えられなかった。最高の気分だよ」と満面の笑みで語るところからスタート。しかし、レンブラント作品は弟子たちが絵をまねて技術を学んだため贋作が多く存在し、やがてその絵が本物か贋作か雲行きが怪しくなっていく様子が映し出されていく。

 映像ではさらに、フランスの富豪ロスチャイルド家が手放した2枚の絵画をめぐり、フランスとオランダが火花を散らし、国際問題に発展していく様子も捉えている。終盤では「絵の価値とは“愛”か“お金”か?」と問いかけ、「絵の評価額なんてどうでもいい」「一目で恋に落ちますね」とレンブラント作品を心から愛する人々の言葉が並ぶ。これまで数々つくられたアートドキュメンタリーとは一線を画す作品であることを予感させる、スリリングでドラマティックな予告編となっている。

 映画『レンブラントは誰の手に』は、2021年2月26日より全国順次公開。

映画『レンブラントは誰の手に』予告編

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