大泉洋、30分間ひとりでぼやき続ける 『新解釈・三國志』ヒットも「鬼滅のせいで目立たない」

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俳優の大泉洋が23日、都内で開催された主演映画『新解釈・三國志』大ヒット舞台挨拶イベントにひとりで登壇。約30分間、大ヒット中の映画『鬼滅の刃』やビデオメッセージで登場した福山雅治などをはじめさまざまなことにぼやき続け、何度も会場の笑いを誘った。
【写真】ひとり登場した大泉洋 福山雅治のメッセージも 『新解釈・三國志』大ヒット舞台あいさつの様子
本作は、1800年前の時代を舞台に、魏・蜀・呉の3国が覇権を巡って群雄割拠していた史実をまとめた書物『三国志』の新解釈に挑んだオリジナル歴史エンターテインメント作品。『銀魂』『今日から俺は!!』の福田雄一が監督と脚本を手掛け、「蜀」の武将・劉備(大泉)や天才軍師・孔明(ムロツヨシ)が動乱の世を駆け巡る様を描く。
舞台あいさつの様子は全国111の劇場で生中継されたが、大泉は「この師走のド平日、16時15分の回を誰が観れるの? 感染もあるので、(観客は)笑ってはいけない。私がたったひとりで舞台に上がり、すべり続けるという恐ろしい舞台あいさつ」と早速ぼやきつつも、「人前でしゃべるのは久々だからうれしくて。みんな仕事がないの? ありがとうね」と観客に感謝。
11日に公開され、初日からの3日間で動員55万人、興収7億円超え。大ヒット作品『キングダム』の興収比較111.8%を記録したそうで、大泉は「私が出たかった『キングダム』に勝ったんですか? うれしい」と絶叫。「よかったこっちに出てて」とドヤ顔を見せ、「いかに日本国民がバカな映画が好きかってね。この映画は何も考えず楽しめますから」とニヤリ。
また、2週目を終え興収17.8億円を突破したことが発表されると、大泉は「すごいことなんですよ。スマッシュヒットしてるにも関わらず、なんですか『鬼滅の刃』は! あいつのせいで全然目立たない。同じ東宝なんですよ。新しいの(グッズ)配ってるんでしょ!? 炭治郎はもういいって…」と嘆き、「せめて『新解釈・三國志』で、鬼滅のグッズを配りなさいよ」と提案し、会場は爆笑。さらに、「いつまでも集中してられないでしょ。なんの呼吸か知りませんけど」など、『鬼滅の刃』に対してぼやき続ける大泉に、司会の笹崎里菜アナが「大泉さんは何の呼吸ですか?」と質問。大泉は戸惑いつつも「天パの呼吸ですかね」と答え、笑いは起こるも「お前のせいですっごいすべった」と恨み顔でぼやき続けていた。
終盤には、主題歌『革命』を担当した福山からのビデオメッセージを上映。「大ヒット映画の主題歌を担当したのは『名探偵コナン』以来」と切り出し、なぜかコナンについて語る福山に大泉はまたも愚痴をこぼし、さらに福山から「大泉洋さんを100億の男にすべく、さらなるロングヒットを期待してます」とエールを受けるも、「この映画が100億円あたっても私には大して入らない」とぼやき、会場を笑わせ続けていた。