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【バイプレイヤーズ百名鑑】松重豊「全力投球、それがバイプレイヤーだという気概」

エンタメ

『バイプレイヤーズ』シリーズ新プロジェクトに出演する松重豊

『バイプレイヤーズ』シリーズ新プロジェクトに出演する松重豊(C)「バイプレイヤーズ2021」製作委員会/(C)2021「映画 バイプレイヤーズ」製作委員会

 日本を代表する名脇役たちが本人役で登場するドラマ『バイプレイヤーズ』シリーズ(テレビ東京系)。2021年、新プロジェクトとして、ドラマ第3弾『バイプレイヤーズ~名脇役の森の100日間~』(テレビ東京系/1月8日より毎週金曜24時12分)と、映画『バイプレイヤーズ~もしも100人の名脇役が映画を作ったら~』(2021年春公開)がいよいよ始動。総勢100名以上が出演する本作を彩る、個性豊かで豪華すぎるキャスト陣をチェックしていこう。

【写真】松重豊、田口トモロヲら『バイプレイヤーズ』が帰ってくる!

◆File No.002 松重豊

 松重豊は、1963年1月19日生まれ、福岡県出身。舞台から俳優活動をスタートし、ドラマ、映画、CMと幅広いジャンルで活躍を見せる。松重と言えばなんといっても“飯テロ”ドラマの元祖『孤独のグルメ』(テレビ東京系)での井之頭五郎役が代表作。2012年の連続ドラマ第一弾から約10年、2017年からは毎年大みそかにスペシャルが放送されるなど人気シリーズとなっている。また、2019年公開の映画『ヒキタさん!ご懐妊ですよ』では映画初主演を務め、2020年放送のドラマ『きょうの猫村さん』(テレビ東京系)では猫役にチャレンジするなどますます精力的に活動を続ける。

 『バイプレイヤーズ』シリーズは第1弾から皆勤出演。「6人で始めた『バイプレイヤーズ』も5人に減り、パート2の途中では悲しいお別れから4人になってしまいました」と振り返り、「この、僕らの中では完全に終わっていたコンテンツをプロデューサーの浅野さんが大切に大切に温め続けていました。しかし折も折、コロナ禍で数々の映画が頓挫していく中で、真っ先に消えて然るべきこの企画が不思議と生き残ったのです。しかも浅野さんの卵の温めすぎで、100人のバイプレイヤーの雛がかえりました」と新作への思いを明かす。
 
 さらに「登場人物が多いので4分の1の責任が100分の1へ。つまり25%から1%へ。たとえ1%でも全力投球、それがバイプレイヤーだという気概で乗り切りました」と意気込みを語り、「若い方から年寄りまでいろんな俳優さんが次々に出てきます。『俳優名鑑』というハンドブック片手にご覧いただければ、好みの役者の名前を覚えて、出演作を辿る。そんな愉しみ方があるかも知れません」と見どころをアピールしている。

●『バイプレイヤーズ』とは?

 2017年に第1弾『バイプレイヤーズ~もしも6人の名脇役がシェアハウスで暮らしたら~』、2018年に第2弾『バイプレイヤーズ~もしも名脇役がテレ東朝ドラで無人島生活したら~』が放送。

 今回の新作ドラマと映画の舞台は、都会から離れた森に囲まれた大きな撮影所“バイプレウッド”。この辺ぴな撮影所に、各局の連ドラや映画作品が一気に集まってしまったことで起きる大騒動を描く。スタジオ同士の視聴率バトルや若手・中堅・大御所間のぶつかり合い、そしてほろっとさせる友情と絆の物語など、ドラマも映画も盛りだくさんの内容。本人役だからこその自虐やパロディーもパワーアップしている。

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