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トム・ハーディは「カメレオンであり、とてつもない才能の持ち主」 4時間かけて再現したカポネの傷も注目

映画

映画『カポネ』場面写真
映画『カポネ』場面写真(C)2020 FONZO, LLC. ALL RIGHTS RESERVED.

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トム・ハーディ

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ジョシュ・トランク

 俳優のトム・ハーディが、実在した伝説のギャングであるアル・カポネの最晩年を演じる映画『カポネ』より、新たな場面写真が解禁。併せて、本作の製作を手掛けたローレンス・ベンダーがトムの演技を称賛するコメントも到着した。

【写真】4時間かけ再現した“傷”にも注目 映画『カポネ』場面写真

 本作は、歴史上最も有名なギャングであるアル・カポネの最晩年を、新たな視点で描いた衝撃作。血塗られた過去の悪夢にうなされ病魔に蝕まれていくカポネを、ただならぬ凄みをにじませて演じきったのは映画『マッドマックス 怒りのデス・ロード』のトム・ハーディ。そのほか、マット・ディロン、カイル・マクラクランら個性派俳優たちが脇を固める。『クロニクル』『ファンタスティック・フォー』のジョシュ・トランク監督が自らのアイディアで企画を起こし、脚本・監督を務めた。

 1940年代半ば、長い服役生活を終えたアル・カポネは、フロリダ州の大邸宅で家族や友人たちに囲まれ静かな隠居生活を送っていた。その頃はかつて“暗黒街の顔役”と恐れられたカリスマ性はすでに失われ、梅毒の影響による認知症を患っている状態だった。

 一方、そんなカポネを今も危険視するFBIのクロフォード捜査課は、彼が仮病を使っていると疑い、隠し財産1000万ドルのありかを探るために執拗な監視活動を行っていた。やがて病状が悪化したカポネは、現実と悪夢のはざまで奇行を繰り返し、FBIや担当医を困惑させ、愛妻のメエも彼の真意がつかめない状況に。果たしてカポネは、本当に身も心も壊れてしまっていたのかー。

 シカゴに巨大な犯罪帝国を築き上げ、約450件の殺人に関与した史上最も有名なギャングスターであり、映画『スカーフェイス』や『アンタッチャブル』など数々のギャング&マフィア映画でモデルとされてきた“暗黒街の顔役”アル・カポネ。本作でそんな伝説的人物の晩年の姿を熱演したトムは、これまでもトレーニングを積み体重を15kg増量して挑んだ『ダークナイト ライジング』のベイン役など、役柄ごとに自在に風貌を変えてファンの予想を超える姿を披露してきた。

 本作の撮影中、トムは連日4時間のメイクアップを施され、カポネの傷を負った顔面(=スカーフェイス)をリアルに再現。ほとんど話すことができなくなったカポネを、独特の喉と鼻の奥から響くしゃがれた呻き声、大きな体を持て余しよろよろと歩く姿で印象的に演じ、幻想に取りつかれた晩年のカポネになりきっている。

 製作のローレンス・ベンダーは、そんなトムについて「同世代の俳優のなかで抜きん出ている1人だ。役作りに没頭し、自分が演じる人物としっかりと心を通わせていた。役と心の通じ合う俳優がいるときは、いつでも魔法が生まれる。トムはカメレオンであり、とてつもない才能の持ち主だよ」と絶賛コメントを寄せている。

 映画『カポネ』は2月26日より全国順次公開。

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