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阿部寛×北村匠海、“とんびと鷹”父子に 重松清『とんび』2022年映画化決定

映画

映画『とんび』に出演する(左から)北村匠海、阿部寛
映画『とんび』に出演する(左から)北村匠海、阿部寛(C)2022『とんび』製作委員会

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阿部寛

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 累計60万部を超える重松清のベストセラー小説『とんび』が初映画化され、2022年に公開されることが決定した。俳優の阿部寛が主演を務め、初共演の北村匠海と親子役を演じる。

【写真】『とんび』原作書影

 原作は、これまで2度テレビドラマ化された、時代を超えて愛され続ける親子の絆の物語。『8年越しの花嫁 奇跡の実話』『糸』など多くのヒット作を手掛ける瀬々敬久監督のもと、オリジナルエピソードが加えられ、映画版『とんび』として新たに蘇る。撮影は2020年末、原作者・重松の故郷でもある岡山県を中心に行われた。

 物語の舞台は広島県備後市。ヤスこと市川安男は、愛妻との間に待望の息子・アキラ(市川旭)を授かったが、ようやく手に入れた幸せは、妻の事故死で無残にも打ち砕かれてしまう。親の愛を知らずして父になったヤスは、仲間たちに助けられながら、不器用にも息子を愛し育て続けた―。

 主人公の破天荒で愛すべき父親・ヤスを演じる阿部は、「これまで2度映像化されている名作ですからプレッシャーはありました」と明かしたうえ、「『阿部さんのヤスが見てみたい』という言葉をもらい、お受けすることを決めました。これだけ魅力的な主人公を演じられるというのは非常にやりがいがありました」とコメント。「今、世の中が世界的に分断され、さらにコロナウィルスで人々の間に亀裂が入り、距離が生じている時だからこそ、人々が助け合って生きるこの物語が、皆様に届いてくれればいいなと思います」と思いを語った。

 息子のアキラを演じる北村は、「テレビドラマに続き3度目の映像化で、出演のお話しをいただいた時にプレッシャーはありましたが、監督から『北村匠海のアキラでいい、何にも引っ張られる必要はない』という言葉をもらい、アキラという人間を、自分なりに自由に演じられると思いました」と告白。「家族という存在は、色んな形はあれど時が経っても変わらないもので、どんなに時代がデジタルになろうがその繋がりは変わらず、この映画で描かれている親子の話はきっと誰かに届けられるものだと思います」と気持ちを込めた。

 原作者の重松は「阿部寛さんのヤス、北村匠海さんのアキラ、監督は瀬々敬久さん……もう、この組み合わせだけで、ワクワクしてしまいます。映像化は3度目。しかし、原作こそ同じお話でも、それぞれに独立した『とんび』です。だからこそ、原作者として『新作』を誰よりも楽しみにしています」とコメントしている。

 映画『とんび』は2022年公開。

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