ドラァグクイーンたちが圧巻のパフォーマンス 『ステージ・マザー』本編映像解禁
映画
関連 :
女優のジャッキー・ウィーヴァーがゲイバーを再建するヒロイン役で主演を務める映画『ステージ・マザー』より、本編映像が解禁。ドラァグクイーンたちが見事な歌唱力を披露する華やかなステージシーンを収めている。
【動画】ドラァグクイーンたちが圧巻のパフォーマンス 『ステージ・マザー』本編映像
映画『キッズ・オールライト』やNetflix映画『シカゴ7裁判』を製作したJ・トッド・ハリスがプロデューサーを務める本作。主人公は、ゲイバーのオーナーでドラァグクイーンだった息子の死をきっかけに、彼が経営するバーを相続することになってしまったテキサスに住むごく普通の主婦。息子と生きているときにわかり合えなかった後悔をバネに、経営危機にある店を立て直そうと奮闘することで、新たなる希望と友情を見出す姿を描く。
主演は『世界にひとつのプレイブック』などで知られるベテラン女優ジャッキー・ウィーヴァー。共演は『チャーリーズ・エンジェル』シリーズやドラマ『エレメンタリーホームズ＆ワトソンin NY』のルーシー・リュー、ドラマ『アントラージュ★オレたちのハリウッド』のエイドリアン・グレニアーなど。また、トランス女性のドラァグクイーン・チェリー役は、同じくトランス女性の俳優で『タンジェリン』の好演で知られるマイア・テイラーが演じ、昨今批判の的となっている「セクシュアリティの違う俳優が性的マイノリティの役を演じる」という問題をクリアしている。
テキサスの田舎町に住むごく普通の主婦メイベリン（ジャッキー）は、ある日息子リッキーの訃報を受ける。長らく疎遠だった息子の最後を見届けるため、夫の反対を押し切りサンフランシスコへ。そこで、リッキーのパートナーであるネイサンから、彼がドラァグクイーンでゲイバーを経営していたことを知る。さらに遺言を遺さずに他界したため、バーの経営権は母親のメイベリンにあること、そのバーが破綻寸前の危機にあることが発覚。彼女は困惑しながらも、愛する息子の遺したゲイバーを再建するために立ち上がるが―。
店の再建を決意したメイベリンは、ドラァグクイーンたちと一念発起。聖歌隊の指揮者をしていたメイベリンの指導で、ドラァグクイーンたちは歌を猛特訓する。そして練習の成果で生まれ変わった彼女たちのおかげで、店は大繁盛。この度解禁になったのは、そんなドラァグクイーンたちが、メイベリンに見守られながら、見事な歌唱力で「He Ain’t Mr.Right」を歌う場面。煌（きら）びやかなステージで圧巻のパフォーマンスを披露し、観客を大いに沸かせる彼女たちに目を奪われる映像となっている。
本作でメガホンをとったトム・フィッツジェラルド監督は「本作の見た目としては、サンフランシスコの労働階級者の錆付き廃れた色合いと、ドラァグショーの華やかで煌びやかな色合いのコントラストをハッキリとさせています。そして音楽については、メイベリンがドラァグクイーンたちに懐メロを披露させることで、音楽による懐かしさと再発見を演出しています」と語っている。
映画『ステージ・マザー』は2月26日より全国公開。
関連記事
-
Yahoo!検索で詳しく調べる
-
あわせて読みたい
最新ニュース
-
[ADVERTISEMENT]
-
[ADVERTISEMENT]
-
X
-
Instagram
