ヘンリー王子&メーガン妃のインタビュー、エリザベス女王が声明を発表

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英王室から完全離脱を発表したヘンリー王子とメーガン妃。先日放送された離脱後初のインタビューの中で、英王室メンバーによる人種差別発言や、メーガン妃が自殺を考えた事が明かされ、議論を呼んでいる。これに対し、王室がついに沈黙をやぶり、正式に声明を発表した。
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Peopleによると、現地時間9日、エリザベス女王の代理としてバッキンガム宮殿が声明を発表した。
声明では「この数年間に、ヘンリー王子とメーガン妃がどれだけ困難な状況に置かれていたかを知り、家族全員が悲しんでいます」と語られ、「問題が生じたこと、特に人種差別問題は、憂慮すべきことです」「いくつかの記憶にはばらつきがありますが、問題をシリアスに捉え、家族間で話し合って行きます」とコメント。「ヘンリー王子とメーガン妃、アーチーくんは、家族の一員としてこれらかもずっと愛されます」と締められている。
アメリカの有名司会者オプラ・ウィンフリーとのインタビューが収録された特別番組『Oprah with Meghan and Harry:A Primetime Special』は、現地時間7日に放送され、アメリカでは1700万人もが視聴し、翌日に放送されたイギリスでも1100万人が視聴したという。
かねてよりささやかれていたケイト妃との確執や、メーガン妃が自殺を考えたこと、アフリカ系の血を引くアーチーくんの肌の色の濃さが、王室メンバーにより話題にされた事などが明かされ、大きな議論を呼んでいる。
人種差別発言をした王室メンバーが誰なのか、インタビューの中では明かされなかったものの、オプラが翌朝の番組に出演し、エリザベス女王とフィリップ殿下ではないと明言した。