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櫻坂46、初の有観客ライブ開催 “3列目メンバー”が決意「今日ここで生まれ変わります」

エンタメ

 感動のMCの後、ライブは後半戦へ。1日目では「Nobody’s fault」のセンターを務めた土生瑞穂が、この3日目では「それが愛なのね」でセンターを務め、間髪入れずに「なぜ 恋をして来なかったんだろう」では大園玲を中心に、MVで見せた糸を使ったパフォーマンスを披露。「Buddies」では増本綺良をセンターに、仲間の大切さを高らかに歌い上げた。

 ライブのクライマックスを前に、守屋麗奈、井上梨名、土生瑞穂がこれまでの悔しさ、未熟さ、そして今後へ懸ける強い思いを語り、最後に武元唯衣が「これ以上、悔しい思いをしたくない。もう自分からは逃げない。私は今日ここで生まれ変わります」と宣言すると、彼女をセンターに本編ラストの曲「BAN」がスタート。桜吹雪が舞う中、難易度の高いハイスピードのダンスを全力でパフォーマンスした。

 「BAN」の後にもアンコールが起き、メンバーは再びステージへ。

 「BAN」のセンターを務めた武元は、この曲を選んだ理由として「『BAN』を踊れなくて(表題に入れなくて)悔しかったとか、ただそういう理由で選んだのでは全くなくて、歌詞を見たときに、今の自分にぴったりだなって思って、全部が自分に言われているような気持ちになって。だから今日も“全部自分に言ってやろう”という気持ちでやりました」と笑顔を見せた。

 アンコールではグループの“全員楽曲”「櫻坂の詩」を16人で歌い上げ、終演と思われたが、観客からのアンコールは止まず、ダブルアンコールへ。武元が再びセンターに立ち「BAN」を披露。パフォーマンス後には、観客が16人全員を称えてバルーンスティックを打つ大きな興奮の中で、3日間にわたる「BACKS LIVE!!」は幕を閉じた。

 櫻坂46「BACKS LIVE!!」セットリストは以下の通り。※()内はセンターを務めたメンバー。

Overture
1.Nobody’s fault
(1日目:土生 2日目:遠藤 3日目:井上)
2.Plastic regret(原田)
3.半信半疑(松田)
4.Microscope(幸阪)
5.偶然の答え(関)
6.君と僕と洗濯物(渡辺梨加)
7.ブルームーンキス(守屋麗奈)
8.最終の地下鉄に乗って(上村)
9.思ったよりも寂しくない(守屋茜)
10.それが愛なのね
(1日目:遠藤 2日目:武元 3日目:土生)
11.なぜ 恋をして来なかったんだろう(大園)
12.Buddies(増本)
13.BAN
(1日目:大沼 2日目:齋藤 3日目:武元)

アンコール:櫻坂の詩
ダブルアンコール:BAN(武元)

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