北村匠海、リベンジ繰り返し『東京リベンジャーズ』公開にしみじみ 「熱量込めて作り上げた」

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俳優の北村匠海が10日、都内で行われた映画『東京リベンジャーズ』の公開記念舞台あいさつに共演の山田裕貴、今田美桜、鈴木伸之、眞栄田郷敦、清水尋也、磯村勇斗、間宮祥太朗、吉沢亮とともに出席。公開が延期されていた本作がようやく公開されることの喜びを噛みしめた。
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本作は、和久井健の漫画『東京卍リベンジャーズ』(講談社「週刊少年マガジン」連載中)の実写化作品。フリーターとしてどん底の生活を送っていた主人公タケミチ(北村)が、人生唯一の彼女だったヒナタ(今田美桜)の事故死をきっかけに、弱小不良だった高校時代にタイムリープし、彼女が死ぬ未来を変えるために奮闘する姿を描く。
公開を迎えた心境を北村は「無事公開することが出来ました。何度も何度も撮影が止まり、公開が延期になり…とリベンジを繰り返していたこの作品が、やっとみなさんの元に届くことをうれしく思っております」としみじみ。“自身が思うエモいシーン”を聞かれると、今田はヒナタがタケミチの傷を治しながら「だったらがんばって10年後も私と一緒にいて」と言うシーンだと答え、このセリフを間近で聞いていたという北村は「幸せでした、とても」と噛みしめていた。
自分以外のキャラクターでかっこいいと思ったセリフについて北村は、吉沢演じるマイキーのセリフ「ひよってるやついるか?」だと即答し「本当にかっこよくて。憧れがすごくありました」と目を輝かせた。それを受けて吉沢は「最近『ひよってるやついる?』っていうのがTikTokかなんかでめっちゃ流行ってるらしいですね。調べたら『ひよってるやついる?のところめちゃめちゃ笑ったおもしろかった~』みたいな感想があって。いや、笑うシーンじゃないから!」とツッコみ「超熱くなるエモエモシーンだから。全然違う見方してるお客さんがちらほらいるなっていう。それがおもしろかったです」と語っていた。
最後に北村は「『東京リベンジャーズ』という作品は、今とても必要なメッセージが詰まっている作品」とアピール。「僕らも熱量込めて、この映画に何かを懸けて作り上げてきました。何度も何度も止まりながら、公開が延期になりながら、それでも何かを変えられるんじゃないかと思って前に進んできました。みなさんの心に『東京リベンジャーズ』という作品が残ってくれたらうれしいなと思います」と言葉に力を込めた。