実現のためになんでもする! トム・ハーディ、『ヴェノム』と『スパイダーマン』クロスオーバー熱望
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2018年の映画『ヴェノム』と最新作『ヴェノム:レット・ゼア・ビー・カーネイジ』(2021年公開)で、マーベル史上最も残虐なダークヒーロー、ヴェノムを演じるトム・ハーディ。彼は、トム・ホランド演じるスパイダーマンとヴェノムのクロスオーバー作品を熱望しているようだ。実現のためには「なんでもする」と英Esquire誌のインタビューで語っている。
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英Esquire誌の最新号の表紙を飾ったトム・ハーディは、インタビューの中で、「クロスオーバーを考えないなんて、怠慢だと思う」とコメントし、クロスオーバーを実現させるべく実際に行動を起こしていることを告白した。
ヴェノムは、マーベルコミックの『スパイダーマン』に登場するスーパーヴィランで、コミックではスパイダーマンの宿敵として登場。それゆえ、映画『スパイダーマン』シリーズとのクロスオーバーを望む声は多い。
しかし、『スパイダーマン』シリーズは、スパイダーマン役のトム・ホランドの尽力もあって、現在ソニー・ピクチャーズとマーベル・スタジオが提携し、マーベル・シネマティック・ユニバース(MCU)の作品として製作されている。一方の『ヴェノム』は、それとは異なるソニー・ピクチャーズ・ユニバース・オブ・マーベル・キャラクター(SPUMC)の作品として製作されており、両作を結びつけるクロスオーバー作品を作るには、高いハードルがありそうだ。
これについてトムは、「確かに、超えるべき巨大な溝がある。誰かが架け橋になる必要があるし、高いレベルの交渉と知性が必要になるだろう」との認識を示したうえで、「両者が望んで、双方に利益があるなら、実現しない理由はないと思う」と、前向きにコメント。さらに、クロスオーバー実現にむけて、トム自身が強くプッシュしていくつもりだと意欲を見せ、「実現のために、ビジネスとして正しい範囲内で何でもするつもりだ」と語った。
また、『ヴェノム』シリーズ第2弾の『ヴェノム:レット・ゼア・ビー・カーネイジ』では、トムはストーリーを担当したとして、脚本にも名を連ねているが、「第3弾についても考えているんだ」とすでに構想があることを告白。「第2弾が成功しないと、第3弾にゴーサインは出ないだろうけど、スタジオは第2弾の出来をすごく喜んでいたよ」とコメントしている。