『青天を衝け』“平九郎”岡田健史の最期に視聴者涙「あまりにも壮絶すぎた」
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俳優の吉沢亮が主演を務める大河ドラマ『青天を衝け』(NHK総合/毎週日曜20時ほか)第25回「篤太夫、帰国する」が22日に放送。平九郎(岡田健史)の最期に「涙が止まらなかった」など悲しみの声が寄せられ、反響が集まった。
【写真】“平九郎”岡田健史&“てい”藤野涼子の2人の姿が切ない
パリから帰国した篤太夫(吉沢)は、杉浦(志尊淳)らと再会し、幕府が薩長に敗れた経緯や慶喜(草なぎ剛)の動向など、日本を離れている間に起こった出来事を聞く。さらに篤太夫は恵十郎(波岡一喜)らから成一郎(高良健吾)ら幕臣たちが彰義隊を結成したことや、その後すぐに分裂し、振武軍として新政府軍と懸命に戦うが、あっという間に敗戦したことなどを知らされる。
仲間と散り散りになった平九郎は、多くの新政府軍に襲われた。老夫婦が住む家で手当をしてもらうが、平九郎はこれ以上いては迷惑がかかるといい、頭を下げて出ていこうとする。その家にいた蚕を目にした平九郎は「私の村でもお蚕様を大事にしておりました」と蚕を手に取って目に涙を溜める。
平九郎は、中山道に向かい、故郷を目指すが、またしても新政府軍に襲われる。息も絶え絶えの中、てい(藤野涼子)に渡されたお守りを握りしめて戦うが、大勢に囲まれ追い詰められてしまう。平九郎は岩の上で「ここまでか…」と呟いて立ち上がり「御旗本渋沢篤太夫…」と声を出すが、銃で打たれて吐血。それでも「御旗本渋沢篤太夫が嫡男渋沢平九郎!」と叫び、銃で何発も打たれる中、最後は自分の刀で腹を刺し「花と散らん」と命を落とすのだった。
平九郎の最期に視聴者からは「辛すぎ」「あまりにも壮絶すぎた」「悲しすぎる」「苦しかった」「来週も平九郎を探してしまいそう」「涙が止まらなかった」など悲しみの声が続出。魂を込めた岡田の演技にも「素晴らしい演技」「真に迫ってた」「すごい役者」「彼の演技がもっと見たい」など絶賛の声が寄せられた。