吉高由里子『最愛』、ヒロインを巡る新キャストに薬師丸ひろ子、田中みな実ら発表
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女優の吉高由里子が主演を務める10月スタートのドラマ『最愛』(TBS系/毎週金曜22時)の追加キャストとして、薬師丸ひろ子、及川光博、光石研、田中みな実の出演が発表された。
【写真】『最愛』で殺人事件の重要参考人を演じる吉高由里子
本作は、殺人事件の重要参考人となった実業家・真田梨央(吉高)と、梨央の初恋の相手であり事件の真相を追う刑事・宮崎大輝(松下洸平)、そして、あらゆる手段で梨央を守ろうとする弁護士・加瀬賢一郎(井浦新)の3人を中心に展開するサスペンスラブストーリー。
2006年、梨央が青春時代を過ごしていたのどかな田舎町で失踪事件が起きた。15年後、時代を牽引する実業家となった梨央の前に事件の関係者が現れたことにより、当時の記憶とともに封印したはずの事件が再び動き出す。過去の失踪事件が現在の殺人事件へとつながっていく…その事件の真相に迫る姿を完全オリジナルで描く。
薬師丸ひろ子が演じるのは、梨央の母で「真田ホールディングス」代表取締役社長・真田梓。夫・達雄とは梨央が3歳の時に離婚し、不動産やホテル事業を次々成功させ、会社を成長させてきた。明るい性格で周囲を引きつける力があるが、事業拡大のためには手段を選ばない一面もある。
及川光博が演じるのは、梨央が社長を務める「真田ウェルネス」の専務・後藤信介。梨央の祖父の代から「真田ホールディングス」に仕えてきた古参社員で、努力家で専務にまでなり、梨央の祖父からは子会社である「真田ウェルネス」の後継者の座を約束されていたが、それを梨央に奪われてしまう。莫大な投資がいる製薬事業に力を入れる梨央に対し、後藤は堅実な保守派で、対立関係にある。
光石研が演じるのは、梨央の父・朝宮達雄。梓と離婚後、梨央を連れて地元・岐阜に戻り、縁あって再婚。大学の陸上部男子寮の寮夫をしながら梨央を育ててきた。誰に対しても分け隔てなく接し、優しさと厳しさを併せ持った、周囲からの信頼も厚い人物だ。
田中みな実が演じるのは、殺人事件を追うフリーのノンフィクションライター・橘しおり。曲がったことが嫌いで、負けず嫌い。大手新聞社の記者だったが、忖度(そんたく)なしの記事を書きたくてフリーになった。そんな彼女が追っているのが真田グループの闇。梓や梨央にしつこくつきまとい、封印されていた梨央の過去も探っていく。
田中は監督から「極力、田中みな実っぽさをそぎ落としたい」と言われているそうで、「とにかく色気を出さないように! 座るときは足を広げ、カメラの持ち方ひとつとっても荒々しく!と、普段の自分との対極を求められているようです」と語っている。
金曜ドラマ『最愛』は、TBS系にて10月より毎週金曜22時放送。