政治家たちが次々ゾンビ化! 国会が地獄絵図に『ゾンビ・プレジデント』予告
10月29日より開催される「シッチェス映画祭ファンタスティック・セレクション2021」にて上映される台湾のホラーコメディ映画『ゾンビ・プレジデント』より、ハイテンションなアクション描写が満載の予告篇と場面写真が解禁された。
【動画】台湾総統が突然ゾンビ化『ゾンビ・プレジデント』予告篇
本作は、台湾の国会、立法院で政治家が次々とゾンビ化していく珍事を描いたホラーコメディ。台湾の立法院といえば、乱闘は日常茶飯事。時には水風船が乱れ飛んだり、豚の内臓を投げ合ったりとヒートアップしすぎてしまう事でもおなじみだ。新鋭ワン・イ―ファン監督の長編デビュー作となる本作でも、そんな現実の状況をパロディ化したような過度な暴力描写が満載。中でもプロレス技を取り入れたハイテンションなアクション描写が見ものとなっている。
化学工場の建設をめぐる審議が行われる台湾の立法院。反対派と賛成派が対立し紛糾する中、壇上に立った台湾総統が突然ゾンビ化してしまう。たちまちゾンビウイルスが増殖し、議場は阿鼻叫喚の地獄絵図に。武術使いの女性立法委員インインと、彼女に片思い中の新米委員ヨウウェイは、この地獄から脱出できるのか…。
予告篇は、ゾンビたちが不格好に人々に喰らいつく血みどろバイオレンス描写はもちろん、インインやヨンウェイらが、プロレスの技や武術を駆使してゾンビたちを次から次へとなぎ倒していくダイナミックなアクションシーンも収録。やりすぎのバイオレンスがさく裂する本作の世界観の一端が垣間見られる、見応え抜群の映像となっている。
「シッチェス映画祭ファンタスティック・セレクション2021」は、ヒューマントラストシネマ渋谷にて10月29日~11月11日、シネ・リーブル梅田にて10月29日~11月18日、シネマスコーレにて11月、アップリンク京都にて11月19日より開催。