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アレック・ボールドウィン主演映画の死亡事故 地元警察が刑事訴追の可能性示唆

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撮影監督死亡事故、関係者に刑事訴追の可能性
撮影監督死亡事故、関係者に刑事訴追の可能性(C) AFLO

 アレック・ボールドウィン主演のウェスタン映画『Rust(原題)』の撮影現場で、撮影用の銃が誤発射され死傷者が出る事故が起きた。これを受け、地元警察が記者会見を行い、関係者を刑事訴追する可能性があることを明かした。

【写真】「アレック・ボールドウィン」フォトギャラリー

 先日、米ニューメキシコ州のボナンザ・クリーク牧場で撮影中だった『Rust』のリハーサル中に、アレックの構えた銃が誤発射し、撮影監督のハリーナ・ハッチンズが亡くなり、監督のジョエル・ソウザが負傷するという事故が発生した。

 Deadlineによると、この事故の捜査を行っているサンタ・フェ郡保安官が、現地時間10月27日に記者会見を行い、捜査状況について発表を行ったという。会見では、事故当時銃を構えていたアレックに加え、銃を準備し、彼に手渡した関係者2人から話を聞いていることが明らかになった。これまでの報道から、助監督と武器担当者とみられる。

 また、600点以上の証拠品が押収され、中には銃3丁と、約500発の弾薬が含まれ、模造弾や空砲に混じり、実弾とみられる物もあるという。なお、事故発生時の映像は残されていないそうだ。

 関係者の刑事訴追の可能性にも触れ、「現段階では刑事訴追の有無を発表するには時期尚早」としたうえで、「捜査の状況次第で、犯罪行為が行われたと判断した際には、逮捕及び刑事告訴することがある」とコメントした。今回の会見の前日にも、検事がThe New York Timesにコメントし、まだ判断に至っていないものの「あらゆる可能性があり、関係者全員が捜査対象である」と語っていたという。

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