リーアム・ニーソンがライトセーバーではなく拳銃の撃ち方を指南する『マークスマン』本編映像
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俳優リーアム・ニーソンが“最強の元狙撃兵”役で主演を務める映画『マークスマン』より、主人公が少年に拳銃の撃ち方を指南しながらも、争うことの虚しさを説く場面を収めた本編映像が解禁された。
【動画】リーアム・ニーソン流拳銃の打ち方指南 『マークスマン』本編映像
全米で2週連続のナンバーワンヒットを記録した本作は、元“的中率100%”の狙撃兵が、家族を失ったメキシコ人少年を守るため、凶悪麻薬カルテルと対決する姿を描くアクション・エンタテインメント。
解禁された映像では、空き缶を標的にした試し撃ちに狙撃手としての血が騒いだジム(リーアム)が、少年ミゲル(ジェイコブ・ペレス)を呼び寄せて「撃ってみるか?」と拳銃を小さな両手に握らせる。「この出っ張りとこれの延長線上に的が来るように。足を開いて引き金に指をかけて、反動で飛ばされないよう踏ん張れ」と優しく教えていく。
一発目は的から外れたものの、ジムは再び「もう一度。しっかり握って肩の力は抜くんだ。深く息を吸って半分ほど吐いたら、引き金を引く」とアドバイスを送り、ミゲルは二発目にして標的の空き缶を弾き飛ばすことに成功。そのセンスの良さに「天才だ!」と喜ぶジム。しかしミゲルから「いつかあいつらを殺す」と母親を殺した麻薬カルテルのメンバーたちへの憎しみの言葉を聞くと、「殺しても心は満たされないぞ。お袋さんがくれた未来だ。大切にしろ」と諭す。リーアムが『スター・ウォーズ』シリーズでかつて演じた、ジェダイ・マスターのクワイ=ガン・ジンを彷彿とさせる、ジムの見事なコーチぶりが印象的な場面となっている。
◆リーアム・ニーソンと子役をつないだ『スター・ウォーズ』
二人きりの車中シーンが多かったリーアムと子役のジェイコブ。ロバート・ロレンツ監督は「僕たちが周囲で機材をセットアップしている間、リーアムとジェイコブは実質的に運転席に閉じ込められた状態でおしゃべりをしていたんだよ。二人はそうやってお互いのことをよく知るようになったんだ」と、撮影時のシチュエーションが二人の距離を縮めたと振り返る。
二人は祖父と孫くらいの年齢差があるが、とある映画をきっかけにジェイコブはリーアムに強い興味を持つようになったという。ロレンツ監督は「ある時、二人はこんな会話をしていた。リーアムがこれまで出演した映画の名前を挙げていったところ、ジェイコブはそのどれも聞いたことがないと言うんだ。そこでリーアムが『スター・ウォーズ』を挙げると、ジェイコブは顔をぱっと輝かせて、“『スター・ウォーズ』に出演したの?”と驚いていたんだよ」と明かす。一方のジェイコブはニーソンとの共演に「こんな大スターと共演できるなんてすごいよね。リーアム・ニーソンは僕のおじいちゃんみたいな感じだったよ」と喜びを語っている。
映画『マークスマン』は2022年1月7日より全国公開。