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ディズニープラス、中華圏&韓国発の新コンテンツ発表 アニタ・ムイの伝説を追う映画の特別版も

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Disney+(ディズニープラス)で配信される『アニタ(ディレクターズ・カット)(原題)』
Disney+(ディズニープラス)で配信される『アニタ(ディレクターズ・カット)(原題)』(C)Disney

 動画配信サービスDisney+(ディズニープラス)は、2022年に配信開始となる中華圏と韓国から発信されるコンテンツのうち、『アニタ(ディレクターズ・カット)』(原題)、『キング・オブ・サヴィー』(原題)、『タイワン・クライム・ストーリーズ』(原題)および『ライフロング・ジャーニー』(原題)の詳細を公開した。

【写真】ディズニープラスで配信される中華圏の新コンテンツ

 2022年最初のアジア太平洋地域(APAC)コンテンツとして登場するのは、春節に合わせて配信される『アニタ(ディレクターズ・カット)』(原題)。香港ポップス界のスター、アニタ・ムイがスーパースターへと上り詰めた伝説を記録した映画の特別版で、1話45分の全5話で構成される。

 「アジアのマドンナ」と称されたアニタ・ムイは、アジア地域を代表する女性アーティストの一人で、歌手、女優として数々の賞に輝いた。本作では、数多くの代表曲と共に、香港のスーパースター、レスリー・チャンとの友情、恋模様など、あまり知られていない彼女の私生活にも迫る。監督はリョン・ロクマン、プロデューサーは受賞歴を誇るウィリアム・コンが務め、ルイス・クーおよびルイーズ・ウォンなど、香港を代表するキャストが出演する。

 韓国からは、新コンテンツブランド「スター」が提供するオリジナル作品として、カジノ王を描いた、犯罪とアクションが満載のドラマシリーズ『キング・オブ・サヴィー』(原題)の制作が決定。受賞歴のあるネオ・ノワール アクションスリラー映画『オールド・ボーイ』の主役を演じ、韓国で大成功を収め、高い評価を得る映画俳優の一人であるチェ・ミンシクと、韓国のアクションスリラー映画『犯罪都市』の監督を務めたカン・ユンソンが共に手がける。

 中華圏(グレーター・チャイナ)からは、『ライフロング・ジャーニー』(原題)の配信が決定。中国文学最高峰の文学賞の一つである茅盾文学賞を2019年に受賞した同名小説をドラマ化した中国語のドラマシリーズで、中国人のブルーカラー労働者とその家族が世代を超えて遭遇する社会の変化について描かれる。主演はライ・チァインとソン・ジア。

 さらに昨年11月から撮影が開始された『タイワン・クライム・ストーリーズ』(原題)は、中国語で提供するオリジナルクライム・サスペンスシリーズ。実際に起きた4件の犯罪事件からヒントを得た作品で、恐怖に包まれた一家大量殺人事件、身も凍るようなレイプ事件、殺人事件、詐欺事件、不正事件を題材に掘り下げていく。

 全12話からなるシリーズで、台湾のカルフィルム社、香港のシックスティー・パーセント・プロダクションズ社、ハリウッドの映画監督ロン・ハワードとプロデューサーのブライアン・グレイザーが設立したイマジン・エンターテインメント社など、世界の制作会社が共同で手がける。リディアン・ヴォーン、パトリック・シー、サイモン・シュシエ、アリソン・リン、 フレデリック・リー、ワン・ポーチエなどが出演する。

  ディズニーは「アジアでつくられた最高品質のコンテンツやオリジナルストーリーには文化的な奥深さがあり、世界中の観客が待ち望んでいます。これからも最高峰のコンテンツ制作に投資を続け、アジアで最も評価の高いコンテンツ・クリエイターやストーリーテラーたちと協力して、彼らが世界を舞台に輝くことを目指します」としている。

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