『カムカムエヴリバディ』錠一郎の“名前の秘密”が判明「定一さんとの関係に涙」
連続テレビ小説『カムカムエヴリバディ』(NHK総合/毎週月曜〜土曜8時ほか)の第12週「1963-1964」(第56回)が20日に放送され、錠一郎(オダギリジョー)の名前に隠された秘密が明らかになると、ネット上には「そんな秘密があったなんて…」「泣いてしまった」といった声が相次いだ。
【写真】定一(世良公則)が名前を付けてくれていた…幼い頃の錠一郎
第56回の冒頭、大きな満月が映し出されると物語は戦災孤児だった錠一郎の幼少期へ。定一(世良公則)は、幼少期の錠一郎(柊木陽太)が身を寄せる小屋を訪ねる。定一は氏名を尋ねるものの、幼い錠一郎は自分の苗字や名前の漢字を知らない様子。定一は穏やかな口調で「無理もねぇのぉ…」とこぼすと、優しい笑顔で「おめぇ、トランペットは好きか?」と聞く。そして2人は楽しげに「On The Sunny Side Of The Street」のメロディーを口ずさむ。歌い終わると錠一郎は満月を見上げながら「うわぁ…大きいお月さんじゃなぁ…」とつぶやくと、そばにいた定一も笑顔で「あぁ…大きいのぉ」と応えるのだった。
そこから物語は上京を控えた錠一郎とるい(深津絵里)のシーンへ。画面には錠一郎の戸籍が記された書類が映し出される。るいは慈しむような様子で「定一さんがつけてくれた苗字なんですね」とポツリ。これに錠一郎は「それと“錠一郎”って漢字も」と応える。錠一郎は、自身の生い立ちをるいに語って聞かせる中で、バンドの巡業で訪れた大阪で、定一の死の知らせを聞いたことを告白。そして錠一郎は「気に入ってる。定一さんが付けてくれたこの名前」と明かすと、書類にある“錠”の文字の金偏を人差し指で隠す。「錠」には定一の「定」の文字が入っている。「定一さんは僕の中にいてくれてる。いつも。今でも」と語るのだった。
錠一郎の名前に隠されたエピソードが明らかになると、ネット上には「『大月』って苗字も『錠一郎』っていう漢字も素敵な由来だ」「ジョーの名前にそんな秘密があったなんて…」「名前の由来も素敵すぎる…」などのコメントが殺到。さらに「冒頭の回想で既に泣いてる」「ジョーの名前の由来、定一さんとの関係に涙」「定一さんと錠一郎の関係性と名前の由来で泣いてしまった」といった投稿も多数寄せられた。
また亡くなっていることが明らかになった定一についても「もう一度あの歌声を聞きたかったので残念」「るいちゃんとまた会わせてあげたかったよ…」などの反響が集まっていた。