庵野秀明構成・編集『シン・コンプリート・サンダーバード』、冒頭1分間映像公開
庵野秀明が構成・編集を務めた『シン・コンプリート・サンダーバード』(BS10スターチャンネル/1月30日21時放送)より、冒頭1分間映像が公開された。
【動画】庵野秀明の思い結実!『シン・コンプリート・サンダーバード』冒頭映像
1966年に日本で放送が開始され、今なおスーパーマリオネーション/特撮人形劇の最高傑作として名高いテレビシリーズ『サンダーバード』。本作は、1985年に当時25歳の庵野が初めての仕事として編集に関わった『サンダーバード』のダイジェスト編『ザ・コンプリート・サンダーバード』を復元し、HDリマスターしたもの。東北新社の倉庫に眠っていた当時の映像に、庵野監修のもと修復とHDリマスターを施し、さらにリマスター音源をあて新たに生まれ変わらせた。
新たなタイトル『シン・コンプリート・サンダーバード』は、『シン・エヴァンゲリオン劇場版』や『シン・仮面ライダー』(2023年公開予定)などを手掛けた庵野自ら命名。BS10スターチャンネルでは、サンダーバード55周年長期特別企画を放送中で、その目玉作品のひとつとなる。
冒頭1分間映像は、おなじみの「5、4、3、2、1…」のオープニング・カウントダウンからスタート。続いて、列車や超高層ビルなどが巻き込まれて破壊される大迫力のシーンや、国際救助隊がスーパーメカ「サンダーバード」を使ってレスキューに当たるシーンなど、「サンダーバード」ならではの手に汗握るシーンが綴られていく。
『サンダーバード』の大ファンを公言している庵野は、本作について「1985年に描いていたが叶わなかった構成と編集を、オリジナル音楽音源の発掘とデジタル編集技術によるバージョンアップで当時の想い以上に出来たことに、改めて感謝します。ありがとうございました。本作は37年前にやり遂げられなかった仕事の延長ですが、改めてサンダーバードのメカの魅力や物語の面白さを集めて紡ぎました。御覧頂けると、幸いです」とコメントを寄せている。
『シン・コンプリート・サンダーバード』は、BS10スターチャンネルにて1月30日21時放送。