中村メイコ
中村メイコ 出演映画作品
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トッポ・ジージョのボタン戦争
制作年:2004年9月4日(土)公開
ねずみの男の子が人間の悪人と戦う人気アニメで、1967年に公開された同作品のリバイバル上映。従来のアニメと違い、人形と実寸の人間が一つ画面に映し出された独特のパペット・アニメだ。産みの親マリア・ペレゴが動かすジージョの動きは、まるで生きているよう。巨匠、市川崑が、監督・脚本協力、主題歌の作詞に永六輔、ジージョの声は中村メイコと、豪華スタッフが揃っている。
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サラリーマン専科
制作年:
東海林さだおのマンガを三宅裕司主演で映画化。日向化学工業庶務課長の石橋万作は妻と長男、長女に弟の淳司の5人家族、売れないチェロ弾きの淳司の結婚が心配の種だ。ある日、淳司は迷い犬を返しにいったことから、日向化学の社長宅に出入りするようになる。淳司と万作夫婦は社長の軽井沢の別荘に招待され、そこで社長の姪で世界的なプロゴルファー、ひとみと出会う。驚いたことにひとみが淳司を気に入り、結婚話にまで進むのだった。
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喜劇 ふしぎな國 日本
制作年:
山口県の田舎町を舞台に、反対を押し切って愛を貫こうとする若い男女の姿を中心に、夫婦や親子の会話、町ぐるみのカラオケ大会、一徹な老人たちの時事放談など“愛すべき日本人“たちの滑稽な現象、言動を追った喜劇。
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エノケンのワンワン大将
制作年:
エノケン扮する浮浪者が1匹のシェパードの浮浪犬と親友になるが、浮浪犬は実はドイツの名犬で、軍用犬として戦場に旅立って行く。チャップリン風の悲喜劇だが、エノケン=中川信夫コンビとしては、あまり出来がよくない。クレジットは師匠の山本嘉次郎だが、実は黒澤明が脚本を書いている。
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子寶夫婦
制作年:
戦時中のスローガン“生めよ、殖やせよ“を皮肉った喜劇王・斎藤寅次郎の反国策喜劇映画。15人の子を持つ徳川夫婦の4女が同級生に“まるで犬みたい“と子だくさんの親を侮辱され、つい突き倒してしまう。その同級生が父の会社の社長の娘だったから、さあ大変……。ラストのご都合主義が残念。
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森繁の新婚旅行
制作年:
東京から愛媛の田舎に左遷されてきた新聞記者の森文吾は、その町の名家で平清盛の子孫という娘と結婚し、東京に新婚旅行にやって来る。だが高校の修学旅行の団体が一緒について来てしまう……。森繁久彌が最もノッている頃のテンポのよいコメディ。
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歌う弥次喜多 黄金道中
制作年:
旅先で悪役人のため黒船に連れさられた母親を探し求める娘に出会い同情した弥次さんと喜多さんは、娘を連れて母親探しの旅に出ることになった……。演劇・歌謡・スポーツ・漫才界の人気者たちを一堂に会したミュージカル時代喜劇。連続ラジオ放送劇の映画化。
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小島の春
制作年:
瀬戸内海・長島の国立ライ病療養所における患者救済の記録を女医・小川正子が綴った体験記をもとに、八木保太郎脚色、豊田四郎監督で映画化した名作。正子は、瀬戸の島々に隠れ住むライ病患者を探して療養所に入るように説得するが、患者たちは皆かたくなに拒否する。しかし彼女の心からの説得に患者たちも次第に心を開いていく。当時、不治の病と言われたライ病の実態を豊田四郎は、美しい風光に女医の短歌を添えた情景ショットを差しはさみつつ、厳しくヒューマニズムの中に描き出した。夏川静江が淡々としたなかに情熱をたぎらせ主人公の女医を好演。中村メイコが島の少女として登場し、懐いた女医を遠くに見ながら幾度もさよならを言う、別れの名シーンを作った。
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拝啓天皇陛下様
制作年:
週刊誌に連載された棟田博の小説を野村芳太郎監督が映画化した2部作の軍隊喜劇。“寅さん”以前の渥美清の代表作といえる。孤児あがりの山田正助にとって軍隊ほど住み心地の良い所はない。仲間はたくさんいるし、メシも食えるし……。上官のイビリなど痛くもカユくもないのだ。ところが戦争が終わりそうだという。冗談じゃない、除隊はいやだ、もっと軍隊においてくれ、と彼は天皇陛下に直訴の手紙を書くのであった。日本映画では軍隊をお笑いにするのが長い間タブーだったが、1955年の「二等兵物語」あたりからそれが破られた。本作もその流れにある、哀歓あふれた新兵訓練喜劇である。DVDは「渥美清メモリアル 渥美清・もうひとつの世界」に収録。
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エノケンの孫悟空(孫悟空・前後編)
制作年:
「ちゃっきり金太」「どんぐり頓兵衛」などに代表される山本嘉次郎=エノケンのコンビが贈る戦前最後の作品。日劇ダンシング・チームのレビューが散りばめられたドタバタ喜劇。中でもエノケンとのトンでるかけ合いは笑える。日米開戦直前の作品にもかかわらずポパイのほうれん草のギャグもある。
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愉しき哉人生
制作年:
落語界出身の喜劇俳優・柳家金語楼を主人公に配した成瀬巳喜男監督の喜劇。ある町に現れた父娘3人が、いがみ合う町内の人々に人の和を説き、隣組の重要性を訴え、いずこへともなく去っていく。戦時中らしく国策的な内容だが、あまりに楽天的なドタバタ喜劇であるため、逆説的な意味合いすら感じられる。
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喜劇 女は男のふるさとヨ
制作年:
ストリップ斡旋所“新宿芸能社”を舞台に、肉親の愛薄く、幸せな結婚を夢見るマタタビ笠子と、お人好しで笑っていても泣いているような顔の晃子、この二人を中心に、経営者の金沢夫婦、そこに働く踊り子たちの生活からにじみ出る喜怒哀楽をコミカルに描く。腹にすえかねて人糞を流し込んで報復する場面など少々下品ではあるが、バイタリティーあふれる女の痛快さで笑いが弾ける。また、ささやかな結婚祝いをした夜、男にだまされたことを知り号泣する笠子や、受験に失敗して自殺を思いつめた少年を身体で慰めようとして警察にしょっ引かれる晃子のエピソードには、胸をつかれる。
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女生きてます 盛り場渡り鳥
制作年:
前3作で藤原審爾の原作を使い果たしたため、森崎東監督と掛札昌裕によるオリジナル・ストーリーが練られた。男に触られるとジンマシンが出る女・初子と、吃音障害の労務者・善五が結ばれるまでを、おなじみ“新宿芸能社”を舞台に描く。
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