
シャルル・ボワイエ
シャルル・ボワイエ 出演映画作品
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薔薇のスタビスキー〈HDリマスター版〉
制作年:2022年09月02日(金)公開
ジャン=ポール・ベルモンド製作・主演、巨匠アラン・レネが監督を務めた、スタビスキー事件を映画化したクライムサスペンス。1930年代、隣国スペインに火種を抱えたフランスで、謎の実業家スタビスキーが暗躍する。第27回カンヌ国際映画祭で共演者のシャルル・ボワイエが特別表彰された。HDリマスター版として47年ぶりに公開される。
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凱旋門
制作年:1997年10月25日(土)公開
レマルクのベストセラーを映画化した大河ドラマ。歴史の海の中でもがく、悲運のカップルの姿が胸を打つ。ナチスに扮した名優チャールズ・ロートンの不気味な存在感も印象的。
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ガス燈
制作年:1997年10月4日(土)公開
イングリッド・バーグマンにアカデミー主演女優賞の栄冠をもたらしたクラシック・サスペンス。遺産を相続したことから恐怖に見舞われた女性の心理を、バーグマンが好演する。
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裸足で散歩
制作年:
ブロードウェイで大ヒットしたN・サイモンの戯曲の映画化。夢のようなハネムーンを終えて、新婚カップルが落ちついた新居は、エレベーターのないビルの最上階という最悪の物件だった……。夫婦ゲンカの可愛い顛末を、R・レッドフォード、J・フォンダの好演で、シャレたコメディに仕上げている。
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80日間世界一周
制作年:
1872年のロンドン。まだ飛行機もない時代にある紳士が“80日間あれば世界一周できる“と言ったことから2万ポンドを賭けた大冒険が始まる。40人を超えるゲスト・スターの豪華な顔ぶれと大規模なロケーションも話題になったアドベンチャーの古典的名作。
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大海賊
制作年:
1812年、アメリカはイギリスとの戦いによって戦略上の要衝を失おうとしていた。そこでこの地を死守するため、海賊のジャン・ラフィットと取引しようと画策する……。自身、俳優として数々の作品に主演しているA・クインが監督を務め、ブリンナーほかオールスター・キャストで描いた海洋ロマン。
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女優ナナ
制作年:
E・ゾラ原作による文芸大作。ナナの波乱に富んだ生涯を適役の美人女優M・キャロルを得て、エロティックに、ユーモラスに、またアクションを交えながら見ごたえのある娯楽作品に仕立て上げている。フランス映画らしい味の典型的な大衆受けを狙ったもの。
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ザ・スター
制作年:
孤独な老婦人コンデッサは、かつては数々の浮き名を流した大スターだった。田舎育ちのニーナはローマのホテルで彼女に出逢い、多くの助言や励ましの言葉を受ける。そしてニーナもまたスターの座へ……。二大女優が華麗に演じる、ハリウッド・ミュージカルの香りあふれる一編。
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幸せはパリで
制作年:
会社と家庭との往復だけで、人生をすり減らしている平凡な会社員が、パーティーで知り合った美しい女性と意気投合し、すべてを投げ捨て一緒にパリへ。ちなみに彼女は彼の会社の社長夫人、まったくウソのようなコメディを、実に楽しく見せてくれる。
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幸福への招待
制作年:
「ヘッドライト」など、どちらかといえばペシミスティックな作品が多いH・ヴェルヌイユ監督が撮った恋愛喜劇。ホテルのマニキュア係として働くフランソワーズは、クリスマス・イヴに金持ちのハンサムな青年と出会い、ついホテルに泊まっている大金持ちの娘だと嘘をついてしまう。ところが青年も実は車の修理工で……。最後にはめでたく結ばれハッピーエンド、というエスプリの利いた一編。
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うたかたの戀
制作年:
3度映画化された有名な悲恋物語のオリジナル版。19世紀末のオーストリア。皇太子のルドルフは宮廷生活に疑問を持ち、社会主義運動に身を投じる。彼はある日、遊園地で美しい男爵令嬢マリーと出会い、恋に落ちるが、二人の関係は許されないものだった。皇室の断固たる反対にあった彼は、ある決心を抱く……。
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ルービッチュの小間使 クルーニー・ブラウン
制作年:
第二次大戦前に洒落た都会派コメディの快作をいくつも撮り上げた巨匠E・ルビッチ。戦後初めて発表した本作が彼の遺作となった。最後の作品にふさわしく、洗練された円熟の境地を示している。さらに、共に名優のボワイエとジェニファーが見事なダンディー&淑女を好演。英国貴族社会で自由に生きる娘が、運命の人に巡り会うまでをドラマチックに描き出す。
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裏街〈1941年〉
制作年:
女流作家F・ハーストの同名小説、3回目の映画化。雑貨店の娘レイは実業家のウォルターと恋に落ちるが、彼にはすでに婚約者がおり、彼女の妨害で二人の恋は実らずに終わってしまう。そして5年後、偶然に再会した二人は、お互いの生活を尊重して再び別れていく……。
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かりそめの幸福
制作年:
戦前のフランス映画黄金時代の担い手の一人、名匠M・レルビエ監督が描いた1930年代ラブ・ロマンスの代表作。男はテロリスト、女は人気女優。運命の出会いから、二人は許されるはずのない恋に落ちた。かりそめの愛に激しく燃え、やがて男は潔く女のもとを去っていく……。
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おしゃれ泥棒
制作年:
シャルルは美術館に絵の寄贈もする名画のコレクター。だが実は贋作の名人で寄贈はすべてニセモノ。この秘密を知って胸を痛めるのは娘ニコル。パリの美術商は、シャルルに不信を抱き、私立探偵シモンを雇い調査を依頼する。シャルル家に忍び込んだシモンはニコルに発見されるが、その美しさに一目惚れ。ニコルはシモンを泥棒と思い込み、父が政府の依頼で美術館に出品している名画を盗み出してくれと頼む。ニコルとシモンは美術館へ忍び込み……。「ローマの休日」「噂の二人」に続いて、ワイラーとオードリーがコンビを組んだ、ロマンティック・コメディ。
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薔薇のスタビスキー
制作年:
1930年代フランスで暗躍した実業家にして大詐欺師のアレクサンドル・スタビスキー。ニセ公債を発行し派手な生活を送るが、彼の成功を疑う検察官に追われ、スイスの山荘へ逃亡する。スタイリッシュなレネの他作品とは作風を異にするシリアス・ドラマ。
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征服
制作年:
大女優G・ガルボが、皇帝ナポレオンとの愛に身を焦がすヒロインを演じた歴史ロマン。ナポレオン率いるフランス軍がロシア軍を打ち破り、ポーランドに進撃した。そこでナポレオンはマリーという伯爵夫人に心惹かれる。マリーは彼に反発しながらも、祖国のために我が身を犠牲にすることを決意する。
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カスバの恋
制作年:
アルジェリアのカスバに逃げ込んだ犯罪者ペペが、情婦の密告で破滅の道に……。名作「望郷」をアメリカでリメイクした作品。オリジナルの原題“ペペ・ル・モコ”のモコとは、もともとアルジェリア語でアルジェリア人のことを指していたのだが、このリメイク版の原題はそのものズバリである。
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歴史は夜作られる
制作年:
アメリカの海運王ブルースの妻アイリーンは夫の嫉妬深さに耐えられなくなり、離婚訴訟を起こしてパリに旅立ってしまう。ブルースは彼女の敗訴を狙って策を弄するが、ピンチの彼女をホテルの給仕長ポールが救う。以来、アイリーンとポールは親しくなっていく。それを知ったブルースは今度は殺人事件を仕組み、ポールを犯人に仕立て上げ、自分のところに戻って来るならポールを助けてやろうとアイリーンを脅迫。仕方なく、アイリーンはパリを去るのだが……。J・アーサー、C・ボワイエという当時の人気俳優の共演によって作られたラブ・ストーリー。二転三転するストーリー展開の中に、二人の恋の行方をリリシズムあふれるタッチで描いていく。
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沙漠の花園
制作年:
父の死後ドミエは新たな人生を求めてアルジェリアの砂漠に旅する。車中知りあったボリスと様々な体験をともにし愛し合うようになるが、彼はチュニス近くのトラピスト修道院から逃げ出した僧だった。東洋的エキゾチズムあふれるテクニカラー作品。
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パリは燃えているか
制作年:
第二次大戦末期、ドイツ軍占領下のパリ。パリ市民側では、ドゴール将軍の部下たちと過激派が街の防衛計画をめぐって対立していた。そこへ双方とも期待していた連合国軍が、パリを通らないという情報が入り……。パリ市民によるレジスタンス活動から、連合国軍によるパリ解放までの最後の2週間を、当時の映像も交えたドキュメンタリー・タッチで描いた超大作。英米仏独から、まさに“超豪華”と呼ぶにふさわしい俳優陣が結集している割に、誰も個性を発揮できなかったきらいがあるが、それがかえって中心となるヒーローがいない戦争の現実を表している。なお脚本には若きF・F・コッポラが参加している。
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邂逅〈めぐりあい〉
制作年:
ヨーロッパからアメリカへ向かう豪華客船の中で出会ったミシェルとテリー。彼らは6ヵ月後、ニューヨークのエンパイアステートビルで再会を約束する。だがテリーが事故に遭い、二人は逢うことができなかった。モノクロ映像でしっとりと綴られる、大人のロマンス。“すれ違いラブ・ストーリー”の原点ともいえる作品で、後年何度もリメイクされた。
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殿方ご免遊ばせ
制作年:
B・バルドーのコケティッシュな魅力をフィーチャーしたコメディ映画。フランス首相の一人娘ブリジットは、官房長のミシェルを追いかけまわし首尾よく結婚するが、彼の女性関係の多さにうんざり。そこで新しい恋人を物色し……。
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たそがれの女心
制作年:
「忘れじの面影」などで、女性を撮らせたら右に出る者なしのフランスの名匠M・オフュルスが、当時絶頂期のD・ダリューを主演に据えて描いた作品。パリのある貴婦人は借金に困って、夫に内緒で耳飾りを売る。その耳飾りはめぐりめぐってドナティ男爵の手に渡り、パリでその貴婦人と恋に落ちた男爵は彼女に耳飾りを贈るのだった。しかし妻の浮気を知った貴婦人の夫は男爵に決闘を申し込む。一つの耳飾りが引き起こした悲劇の結末は? 演出、美術、撮影どれを取ってもぜいたくな香りにあふれた、オフュルス芸術のまさに真骨頂といえる作品だ。
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