ピーター・ストーメア

Q: ピーター・ストーメアの出身地は？

スウェーデン/ヘルシングランド

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ピーター・ストーメアの詳細情報・プロフィール

生年月日: 1953/8/27
出身地: スウェーデン/ヘルシングランド
詳細: スウェーデンの舞台で演技を磨き、9 年代からハリウッドでも活躍している性格俳優。本名はペーター・イングヴァール・ロルフ・ストルム。イングマール・ベルイマンに見出され、スウェーデン王立劇場に11年間所属して、「ハムレット」などベルイマン演出の舞台に多く出演して絶賛されたほか、自らの脚本による創作劇などでも活躍。9 年には日本のグローブ座の共同芸術監督に就任し、シェイクスピア劇で革新的な演出を見せた。映画では、82年にベルイマン監督の「ファニーとアレクサンドル」に端役で出演したほか、母国で数本の映画を経て、「レナードの朝」(9 )の神経化学者役でハリウッドに進出。コーエン兄弟の「ファーゴ」(96)で、寡黙な殺人犯を不気味だがコミカルに演じて注目を浴びた。最後には喰われてしまう恐竜ハンターの助手を演じた「ロスト・ワールド/ジュラシック・パーク」(97)、「不法執刀」(97)を経て、「ハミルトン」(98)ではスウェーデン特殊部隊司令官役で堂々の主演。98年には「アルマゲドン」の酔っ払いロシア人宇宙飛行士や「ビッグ・リボウスキ」(98)のニヒリスト役などで忘れ難い存在感を残す。「8mm」(99)の怪しい映画監督、ジョージ・A・ロメロ監督の「URAMI～怨み～」( )の下品で横柄な上司、「ショコラ」( )の暴力夫、ヴィム・ヴェンダース監督の「ミリオンダラー・ホテル」( )では元ビートルズのメンバーだったと思い込んでいる男を怪演。ラース・フォン・トリアー監督の「ダンサー・イン・ザ・ダーク」( )では不幸なヒロインに思いを寄せる(珍しく)誠実な男性役で、ビョークと歌い踊った美しいミュージカルシーンが印象的だ。ジョン・ウー監督の「ウィンドトーカーズ」( 2)では厳格な上官、ジャッキー・チェン主演の「タキシード」( 2)では人間を即死させる細菌を開発する博士、「マイノリティ・リポート」( 2)ではトム・クルーズ演じる主人公に不法に眼の手術を施す医師役。「バッドボーイズ2バッド」( 3)にはロシア人マフィア役で登場。クセのある脇役が多いが、シェイクスピア劇のベテラン俳優・演出家らしく、どんな役柄でも強烈なインパクトを残せる非凡な才能を持った名優だ。キアヌ・リーヴス主演の「コンスタンティン」( 5)では、残忍だがどこか憎めない悪魔を演じていた。新作は、ホラー「2 1 Maniacs」( 5)。テリー・ギリアム監督の待望の新作ファンタジー「ブラザーズ・グリム」では権力側にありながら、悪魔払いをするグリム兄弟に次第に心合わせていくイタリア人を大怪演している。スリラー「Unknown」( 6)、ホラー・コメディ「Fido」( 6)が待機中。また、 5年からスタートしたウェントワース・ミラー主演のTVシリーズ・スリラー「Prison Break」にレギュラー出演しているなど、多忙を極めているようだ。私生活では、米女優カレン・サイラスと結婚、娘をもうけたが離婚し、現在は日本人妻とLAで暮らしている。同郷人ステラン・スカルスガルドの息子で同じく俳優のグスタフの代父。
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