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アニメ音楽誌編集長に聞く、“アニソンライブの在り方と目指すモノ”

アニメ・ゲーム

アニメ音楽誌編集長に聞く“アニソンライブの在り方と目指すモノ”とは
アニメ音楽誌編集長に聞く“アニソンライブの在り方と目指すモノ”とは※「リスアニ!ナイト Vol.02」公式サイトからのスクリーンショット

 今年も盛況のうちに幕を閉じた“アニサマ”こと「Animelo Summer Live 2014 ‐ONENESS‐」を筆頭に、多様化&動員増加するアニソンフェス、アニソンイベントについて、アニメ音楽誌『リスアニ!』の西原史顕編集長にインタビュー。オリジナリティあふれる『リスアニ!』の企画を例に、“アニソンライブの在り方と目指すモノ”を語ってもらった。

【関連】「アニサマ」は舞台裏にも緊張感走るガチ勝負! 編集者に聞くアニソンフェス事情

 前回、多様化するアニソンフェスについて分析してくれた西原氏。その西原氏自身も多彩なアニソンコンテンツ、アニソンライブを企画・実現してきている。中でも有名なのは、業界で初めて雑誌主導のアニソンフェスとして2010年に産声を上げた「リスアニ!LIVE」だ。
 
 「アニサマ」同様にレコード会社や所属事務所の枠を越えたアーティストが集結する本フェスは、今や日本武道館で行われる冬の風物詩として業界に定着。“音楽としてのアニソン”へのこだわりが強く感じられる、個性的なアニソンフェスとなる。

 「『リスアニ!LIVE』は当初から、“本気の音楽フェス”をテーマに生バンド演奏にこだわってきました。もともと『リスアニ!』のスタッフ自体が、アニソンを好きになる以前からロックやポップスが大好きだった音楽ファンの集まり。会場を武道館にしているのも、そこがミュージシャンにとって特別なハコ、ロックの聖地だからです。出演アーティストにも“アニソンファンへの顔見せ”ではなく、“ワンマンライブの一部を観せる”気持ちでステージに立っていただいてます」。

 アーティストのブッキングにも、“本気の音楽フェス”ならではのポリシーがある。

 「例えアニソンがメインではないロックバンドにも積極的に声を掛けますね。2011年、武道館で初開催したときに出てくれたUNISON SQUARE GARDENもFLOWも、アニメ主題歌は手がけていても、アニソンフェスに顔を出すバンドではありませんでした。ロックとアニソンにライブペインティングまでハイブリッドするOLDCODEXも2013年、他に先駆けて出演いただいてます。僕らがアニメファンに生演奏を見て欲しい、パフォーマンス力が素晴らしいと感じるアーティストを紹介するのも『リスアニ!LIVE』の使命だと思ってます」。

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