秋アニメ『デンキ街の本屋さん』の世界 書店のあるあるを集めてみた

10月からTVアニメ放送が決定している『デンキ街の本屋さん』。 “日本のとある電気街”にある架空の書店「BOOKS うまのほね」が舞台の本作品は、7人の個性豊かな店員たちを描く青春ラブコメディ。書店が舞台であるこの作品には、書店員経験者なら誰もが頷く“書店員あるある”が多く描かれている。そこで、実際に書店員をしている人に話を聞いて、“書店員あるある”を集めてみた。
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■雑誌の発売日の朝は死にそう
雑誌のシュリンクや輪ゴムかけ、品出しは、朝の重労働。開店前に終わらない! と泣きながら汗だくで作業なんてよくある話。出版社からは雑誌と付録は別に送られてくるため、雑誌の間に付録を挟んで、シュリンクにかける。これを何百冊も繰り返す。書店では朝、黙々とこの作業が行われている。
■「さっきTVでやってた」と言われても、働いててTV見てません!
TVで本が紹介されることは非常に多く、お客さんは紹介された本を求めて書店にやってくる。しかし、「さっきTVで紹介してた本あったでしょ」と言われましても……既に勤務中です。TV見れません。タイトルを覚えてきて下さい。そんなことが日常茶飯事。
■忙しい時に限って出版社の営業が来る
忙しい時に限って複数の営業さんが、季節のフェアだのセットだの、新刊だのの注文書をたくさん持ってやってくる。説明を聞いて注文を決めて、番線(印鑑)を押している間に気がつけば数十分。担当の仕事はいつやるの? と、山積みのブックトラックを切ない目で見ながらレジに入ることも。
■フェアが来すぎて置く場所がない
フェアやセットの注文は、1ヵ月以上前が基本。早ければ2~3ヵ月前なんてこともある。注文時には「これを撤去して、ここに置こう!」なんて甘い幻想を抱いている。だが実際は、新刊やTVの影響で積まざるを得ない本などで、場所はどんどん埋まっていく。そして月日は流れ、「これどこに置くの……」と途方に暮れるのだ。
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