ルパン三世、ブラック・ジャック、おそ松くん… 新たに描かれる“往年の名作”の魅力

『ルパン三世』『おそ松くん』『ブラック・ジャック』…昭和を代表する名作をモチーフとして描くアニメ3作品が、世間を大いに賑わせている。偉大すぎる名作にどのように挑んだのか?それぞれの特徴に注目してみたい。
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まずは、モンキー・パンチによる原作マンガをアニメ化した『ルパン三世』。実に30年ぶりに新テレビシリーズとしてルパンが帰ってきた。よい感じに昭和テイストを表現した絵にグッときて、そこで流れるあのテーマ曲。本作で使用されているものは、生みの親である大野雄二が自ら新アレンジしたものであり、心が踊らないわけがない。そのほかストーリーを彩るサウンドもこれまでのルパンシリーズ同様に大野が手がけ、シビれるようなルパンワールドへと誘ってくれる。
ルパンといえば、軽快なユーモアとアクションを交えた粋な泥棒たちの活躍。そこに味付けされる人情が人々を惹きつけてやまない。新シリーズのオープニングには「片目で見ると映像が立体的に見える」という仕掛けが使われているが、こんな仕掛けまでなんとも粋ではないか。
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