漫画家・カザマアヤミ「エピソードは全て実話」オタク夫婦の“笑撃”の日常
さらに、「既婚者になったので男性にもあまり緊張しなくなりました」と近況を語るが、「でも、イケメンの方はまだ苦手かもしれません」と苦笑。「かかりつけのお医者さんがイケメンで、子どもの予防接種について聞かれたとき“あの、泣き顔が楽しみです”と、わけ分からない返答で変な空気になってしまい…。帰ってから反省しました」と、エピソードを明かしてくれた。
作品の思いとして「今作は、結婚生活は必ずしも“きっちり”する必要はないと勇気を出してほしい」と願いを込めたという。実際、コミケで「“作品に勇気をもらって付き合い始めました”というカップルの方が来てくださいました」と嬉しい反響もあったそうだ。
最後に、今後については「現在も『出産の仕方が分からない』を連載していますが、日常生活でみなさんに伝えられるような驚きや発見を見つけていきたいですね」と話し、「個人的な経験ではもっと“孤独”になって、まず“動いてみる”のが恋愛や結婚の近道ではないかと思います」と体験を交えた言葉で締めくくってくれた。
コミックエッセイ『嫁いでもオタクです。』は、双葉社より発売中。カザマと紺野の微笑ましい夫婦生活を楽しめるのはもちろん、恋愛や結婚に悩める人たちにとってもきっと寄り添ってくれる1冊だ。(取材・文:カネコシュウヘイ)
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