【月刊ローチケ】『弁論2026』こたけ正義感インタビュー

――それにしても、8000人キャパを前にたった一人で立つのはなかなかすごいことだと思います。お笑いの方が大規模なライブをやる場合でも、仲間を呼んだりして複数人でやることが多いですよね?
こたけ:だからこそ、一人でやることのインパクトはあるだろうなと思います。渡辺直美さんの東京ドームライブを見たら、いろんな方を呼んでのコントみたいなこともされていましたけど、最初に40分間くらい一人でスタンダップをやってらしたんですよ。要はエピソードトークですけど、途中で普通に会場に来ている中学の同級生に挨拶する時間もあったりして(笑)。数万人の前で友達としゃべるなんてよく考えたらとんでもないですけど、違和感なく見られた。だから、別に大きいからって特別なことをしなくてもいいんだなと思いました。声さえ届けば、会場の空気が一つになるような気がしているので、僕も今まで通りにできればと思っています。
――昨年の時点で武道館、その先の東京ドームも見据えてらっしゃいました。いつから拡大路線を意識していましたか?
こたけ:最初の『弁論』が2年前の4月で、80キャパだったんですよ。それが終わった後に海外のスタンダップコメディを見るようになって、もう2回目の『弁論』の時には「いつかドームで」と思っていたと思います。
――ところで、こたけさんといえば、話題になったニューヨークさんによる「本当にメロい芸人ランキング」で2位を獲得したのも記憶に新しいですが。
こたけ:“芸人のくせに”と揶揄されがちですけど、“メロい”がブームになってるのは確かじゃないですか。だから僕は悪いとはあまり思っていなくて。知っていただく入口はなんでもいいんですから。
――そういえば、こたけさんはかつて自身が敗者復活戦に参加した年のR-1ぐらんぷり(現・R-1グランプリ)を盛り上げるために、自作の宣伝カーで街を走り回っていたこともありましたね。メロい芸人ランキングは受動的なものだとしても、何かと“仕掛ける”ことが得意な方だと思います。『弁論』をこれだけ大きな規模で開催するのもある意味仕掛けの一つかと。
こたけ:確かに、社会に向けて仕掛けるのは好きです。ネタもそうですけど、その反応を見るのが楽しみでやっているという面はかなりありますよ。『弁論』も、『これをお笑いにしたらみんなびっくりするやろな』というワクワクで作っているところがありますね。
――『弁論』で今年の8000人規模の公演とツアーを経て、さらに武道館、ドームを目指されている。もし達成したら、その先はどう考えていますか?
こたけ:今はNetflixです。
――それはいいですね!
こたけ:Netflixには、スタンダップコメディの番組がたくさんあって。世界中に配信されるから、アメリカのコメディアンはそこを目指しているんです。僕の『弁論』も世界中で見られてほしい。日本人ではまだ誰もやっていないからこそ、それが僕にとって最大の、目指すべき山だと思っています。
(取材・文:青島せとか 写真:山本倫子)
こたけ正義感スタンダップライブ『弁論2026』は、11月4日宮城・東京エレクトロンホール宮城、11月11日福岡・SAWARAPIA 福岡県立ももち文化センター 大ホール、11月24日京都・ロームシアター京都 メインホール、12月4日東京・東京ガーデンシアターにて開催。
【公演概要】
こたけ正義感 『弁論2026』
11月4日:宮城・東京エレクトロンホール宮城(開場18時 開演19時)
11月11日:福岡・SAWARAPIA 福岡県立ももち文化センター 大ホール(開場18時 開演19時)
11月24日:京都・ロームシアター京都 メインホール(開場18時 開演19時)
12月4日:東京・東京ガーデンシアター(開場18時 開演19時30分)
◆出演
こたけ正義感
【公式サイト】https://kotake-benron.com/
【公式X】@kotake_seigikan
【公式YouTube】@こたけ正義感のギルティーチャンネル
