気鋭の振付家ノエ・スーリエ、バッハ晩年の最高傑作「フーガの技法」に挑戦 『Close Up-クローズ・アップ-』上演決定
独自のダンス言語を探求する気鋭の振付家ノエ・スーリエによるダンス作品『Close Up-クローズ・アップ-』が、11月28日・29日に神奈川・KAAT神奈川芸術劇場<ホール>にて上演されることが決まった。
【写真】構成・演出を担当するノエ・スーリエ
抽象的な動きから情感を引き出す独創的な身体言語を探求し、ヨーロッパダンス界でその活動が常に注目を集めるフランスの振付家、ノエ・スーリエ。2020年よりフランスのアンジェ国立現代舞踊センターのディレクターを務めるスーリエは、これまでにネザーランド・ダンス・シアター、トリシャ・ブラウン・ダンス・カンパニー、リヨン・オペラ座バレエ団、L.A.ダンス・プロジェクト、ロレーヌ・バレエ団などで振付を提供するなど世界的に知られたカンパニーやバレエ団に振付を提供し、高い評価を得てきた。
本作は、2024年のアヴィニョン・フェスティバルで世界初演。モード・グラットンが率いる実力派の古楽アンサンブル「イル・コンヴィート II Convito アンサンブル」による、ヨハン・セバスティアン・バッハ晩年の傑作「フーガの技法」の生演奏と、スーリエが開発した「打つ」「投げる」「かわす」といった人間の動きを分解して再構成した振付が展開する作品だ。後半は巨大スクリーンに極端なクローズ・アップでダンサー達の微細な動きも映し出され、それらすべてが舞台上で出会い、熱気あふれるダンス・コンサートになっている。
公演に先立ち9月11日には、神奈川県立音楽堂にて、チェンバロ奏者・大塚直哉とダンサー・振付家・小㞍健太による関連企画「~音楽とダンスで解剖する『フーガの技法』~」も開催される。
KAAT DANCE SERIES『Close Up -クローズ・アップ-』は、11月28日・29日神奈川・KAAT神奈川芸術劇場<ホール>にて上演。
【公演概要】
KAAT DANCE SERIES『Close Up -クローズ・アップ-』
11月28日・29日:神奈川・KAAT神奈川芸術劇場<ホール>
◆構成・振付
ノエ・スーリエ
◆出演
ジュリー・シャルボニエ
ナンガリンヌ・ゴミス
船矢祐美子
サミュエル・プラナス
メリザンド・トノロ、
ガル・ズスマノヴィッチ
◆演奏
アンサンブル・イル・コンヴィート
モード・グラットン (チェンバロ/芸術監督)
アメリ・ミシェル(トラヴェルソ)
ソフィー・ゲント(ヴァイオリン)
クレア・グラットン(ヴィオラ・ダ・ガンバ)
アジート・ツヴァイストラ(チェロ)
◆音楽
ヨハン・セバスティアン・バッハ
「フーガの技法」 BWV 1080より 対位法 第1、第2、第3、第9、第11、第14
「無伴奏ヴァイオリンソナタ第2番 BWV1003 アンダンテ」
【公式サイト】https://www.kaat.jp/d/closeup