劇団スポーツ新作『九蓮宝燈の夜』12月上演決定! “選択と抽選”を人生と重ね描く
劇団スポーツは今年、旗揚げ10周年を迎えました。最初からそんなに続けようとは思っていなかった気もしますが、辞めるつもりも特になかったので、気づけば10年が経っていました。
この10年間、いろいろな選択をしてきました。うまくいったこともあれば、間違えたこともたくさんあって、というか、うまくいったことのどこまでが自分たちの実力だったのかも怪しいもので、ほとんど運任せだったんじゃないかと思うこともあります。
今も、自分がなんで演劇をやっているのかよくわからない日がたくさんあります。もっと他に情熱を注ぐべきことがあるんじゃないかと締切に追われるたびに思います。それでもまた、演劇をつくることを選びました。
『九蓮宝燈の夜』は麻雀を題材にしたコメディです。麻雀は、自分では選べない牌が配られ、その中で何を選ぶかを延々と迫られる遊びです。「選択」と「抽選」の連続です。なんだか人生にずいぶん似ているなと思いました。
選べなかったことに振り回され、選んだことを後悔しながら、それでも今日まで生きてきました。いつだって奇跡みたいな時間が流れているのは今この瞬間なのに、ぼくらはいつも、まだ見えない奇跡を待ってしまう。そんなことを繰り返していたら、10年が経っていました!! この虚無感と、それでも捨てきれない希望を、丸ごと舞台に乗せてみます。
麻雀を知らなくても大丈夫です! 正直、僕もまだよくわかっていません。点数計算難しすぎる! 浅草で一緒に遊べますように。
【公演概要】
劇団スポーツ#14『九蓮宝燈の夜』
■作・演出:内田倭史
■出演:
竹内蓮 田島実紘 内田倭史(以上、劇団スポーツ)
大宮二郎(コンプソンズ) 古賀友樹 神山慎太郎(ガガ) 中村亮太(転転飯店)
■創作助手・ドラマトゥルク:ココカコ
■音楽:丹野武蔵
■美術:中村友美
■照明:中村仁(黒猿)
■音響:近藤海人(かまどキッチン)
■衣裳:hondayumika
■舞台監督:岡田竜二(コントユニットTOO/tap rap lab)
■当日運営:類家アキヒコ
■制作:石本秀一・田中遥・hondayumika
■宣伝写真:上野哲太郎
■宣伝美術:内田倭史