『恋マジ』最終回 なぜ“純”広瀬アリスは“柊磨”松村北斗を選んだのか?<恋なんて、本気でやってどうするの?>
■既婚者の響子も、あえてイバラの道に
この人さえいれば…と思えるほど本気になれる恋なんて、人生で何度もできるわけではない。安全な道を歩んできた響子も、本気の恋に落ちたから、自分の足で歩くことができた。既婚者の恋は推奨されるべきではないが、保証された暮らしを投げ捨て、岩橋要(藤木直人)のもとに走った彼女の決意は、尊重したい。フランス料理の修行をして、要に認めてもらえるようなシェフになる。目標を持った響子は、きっと一人でも歩いていける。
響子&真山アリサ(飯豊まりえ) (C)カンテレ・フジテレビ
愛され中毒のパパ活女子アリサは、純と響子とは真逆の選択をした。田辺良和(アキラ100%)との不倫に終止符を打ち、安心安全タイプの内村克巳(岡山天音)と爽やかな交際を始める。克巳から本気の思いを向けられ、徐々に恋に落ちていくアリサ。二人の構図がかわいらしく、SNS上でも「克巳とアリサのコンビが一番好き」「ずっと幸せでいてほしい」と人気を集めていた。
恋をすることの喜びや、苦しさ。たくさんの感情が、ギュッと詰め込まれていた3ヵ月間。泥沼展開にハラハラさせられたこともあったが、最終的にはそれぞれが笑顔を見せてくれた。純、柊磨、響子、要、アリサ、克巳、そして大津がとびきりの幸せを手に入れられることを願って。