小野大輔&小林親弘『黒執事 ‐緑の魔女編‐』でドイツ語を披露! “ドイツ出身声優”に褒められ「めちゃくちゃ調子に乗りました」

インタビュー
2025年4月5日 11:00
小野大輔&小林親弘『黒執事 ‐緑の魔女編‐』でドイツ語を披露! “ドイツ出身声優”に褒められ「めちゃくちゃ調子に乗りました」
(左から)小野大輔&小林親弘  クランクイン! 写真:上野留加

 テレビアニメ『黒執事 ‐寄宿学校編‐』の続編となる『緑の魔女編』が、4月5日(土)から、TOKYO MXほかで放送スタートする。舞台がドイツとなる本作では、実際にドイツ語で喋る場面も。そんな中でセバスチャン・ミカエリス役の小野大輔とヴォルフラム役の小林親弘は、ある声優のドイツ語監修が心強かったと、声をそろえて語ってくれた。(取材・文=M.TOKU/写真=上野留加)


■『黒執事』での共演は「感慨深いね」

  アニメ『黒執事 ‐緑の魔女編‐』は、“女王の番犬”として裏社会の汚れ仕事を請け負っていたセバスチャンとシエルが女王の命により、ドイツで起こる不可解な死亡事件の調査へ赴くところから物語がスタート。足を踏み入れただけで呪い殺されるという”人狼(ヴェアヴォルフ)の森”について真相を探る二人にも、おぞましい呪いが降り注ぐ――。

――『寄宿学校編』に続き『緑の魔女編』もアニメ化されます。

小野:実は『黒執事』の中で一番好きなシリーズなんですよね。

小林:そうなんですか!

小野:『寄宿学校編』がすごくカラフルでポップで、『黒執事』の明るい部分を表現しているとすれば、『緑の魔女編』は『黒執事』が持つダークで重たい、シリアスな側面を押し出しているシリーズ。明るい話も大好きですが、『黒執事』においては特に暗い話が大好物なんです。『緑の魔女編』ではセバスチャンとシエルの印象的なシーンがあるのですが、それを演者として早く演じたくて、アニメ化すると知った時は、真っ先に「あのシーンを演じられるんだ!」とうれしくなりました。

小林:そんな思いで演じていらっしゃったんですね。

小野:僕にとってはご褒美でした。

ヴォルフラム(小林親弘) (C)Yana Toboso/SQUARE ENIX,Project Black Butler
――小林さんは『緑の魔女編』から登場するヴォルフラムを演じます。「緑の魔女」サリヴァンの執事役となりますが、出演が決まった時はどんなお気持ちでしたか?

小林:小野さんと(シエル役の)坂本真綾さんは、僕がこの仕事を始めたばかりの頃に吹替の現場でご一緒したことがありまして、当時お二人は主人公とヒロイン役を演じていらっしゃいました。そんな僕にとって特別なお二人と共演できることに感動しましたし、本作の一話目の収録はとっても緊張しましたね。

小野:僕も真綾ちゃんも、自分たちが大切にしている『黒執事』で親弘くんと共演できたことが、本当に感慨深いねって話をしてたよ。

小林:うわー! すごくうれしいです。

――そんな特別なお二人のお芝居を実際に近くで見た印象はいかがでしたか?

小林:一話はドイツ語を喋ることにみんな四苦八苦していましたが、その中でもお二人はすごくいい意味で力を抜いて演じられていて。長年、セバスチャンとシエルを演じていることもあって、そのままキャラクターが喋っているように聞こえました。あの自然さは、すさまじかったですね。

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