『君がトクベツ』“叶翔”(木村慧人)が“えみか”(矢吹奈子)に勢いでキス! “晴”(山中柔太朗)が2人の恋をかき乱す
畑芽育×大橋和也がW主演を務める“うぶキュン”ラブコメディ『君がトクベツ』(MBS・TBS系/毎週火曜1時28分)。10月28日(火)に放送された第7話は、“国民的女優”えみか(矢吹奈子)をめぐる叶翔(木村慧人)と晴(山中柔太朗)のバトルが勃発! 視聴者からは「バチバチ最高」との声が上がっていた。(文=菜本かな) ※本記事はネタバレを含みます。ご注意ください。
【写真】晴(山中柔太朗)がえみか(矢吹奈子)に急接近!?(第7話場面写真)
■晴が叶翔とえみかの恋をかき乱す!
第7話では、LiKE LEGEND(以下、ライクレ)メンバーの晴が本性を見せたが、とにもかくにも“やべぇ奴”すぎる。みんなを惑わすイタズラ天使…と言えば聞こえがいいが、イタズラの度がすぎており、もはや悪魔だ。
まず、叶翔とえみかが共演するドラマの鑑賞会をした時のこと。おそらく、これはなにわ男子もYouTubeでやっているようなメンバー主演作の鑑賞会。つまり、ファンが心待ちにしている“神回”企画だ。撮影の裏話や、メンバーの感想が聞ける楽しいやつ…!
『君がトクベツ』第7話場面写真 (C) 幸田もも子/集英社・ドラマ 「君がトクベツ」製作委員会・ MBS
にも関わらず、晴は「叶翔、なんで七瀬さんに告白しないの?」「悪いのは、叶翔でしょ。だって、叶翔は自分の気持ちに正直じゃないもん」と“ぶっ込み”を入れていく。皇太(大橋)が慌てて「あれは、役だから!」とつっこんでいたけれど、あの感じ、ファンなら「叶翔とえみかちゃん、何かあるんじゃない?」と察するだろう。オタクを舐めたらあかん!
さらに、「七瀬さんが同僚だったら、大抵の男は好きになっちゃうんじゃないの?」という晴の発言も、推しが言っていたら…と思うと泣いてしまう。もちろん、えみかはめちゃくちゃかわいいが、“ちゃんと仕事仲間として見ている”という前提があるから、オタクは推しのラブシーンを乗り越えることができるのに…!
『君がトクベツ』第7話場面写真 (C) 幸田もも子/集英社・ドラマ 「君がトクベツ」製作委員会・ MBS
一方、叶翔はちゃんとプロ意識を持っているタイプのアイドルのようだ。第6話で大した変装もせず、えみかと遊園地デートをしたのはどうかと思ったけど…(国民的アイドルと大人気女優が並んで歩いても誰にも気づかれないなんてことはあり得ないので、見えない“マスク”があったことにしましょう)。付き合っていることを匂わせするような彼女とは、きっぱり距離を置くあたり、ちゃんとわきまえている感じがして安心する。
この“匂わせ女”というのは、オタクがいちばん嫌う存在だ。人気者と付き合っていることを世間に知らしめたい気持ちは分からなくもないが、その気持ちは抑えないと…!
そして何より悲しいのは、匂わせ女との交際そのものが、推しの“匂わせ容認”を意味してしまうということ。裏で、アイドル本人が「匂わせするのやめて」と怒っていたとしても、ファンには分からない。だからこそ、「隠し通すところまでがプロだろ」と言い、匂わせ女と別れた叶翔の姿には、プロ意識を感じた。
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