『君がトクベツ』最終話、“皇太”大橋和也らLiKE LEGENDのオフ映像に「泣ける」と反響 まさかのキスシーンに「やばい」の声も
畑芽育×大橋和也がW主演を務める“うぶキュン”ラブコメディ『君がトクベツ』(MBS・TBS系/毎週火曜1時28分)。11月11日(火)に放送された最終話では、さほ子(畑)と皇太(大橋)の“まさか”のキスシーンに「刺さる」「やばい」との声が集まっていた。(文=菜本かな) ※本記事はネタバレを含みます。ご注意ください。
【写真】キスシーンは“まさか”の展開へ――(第9話場面写真)
■アイドルの恋愛の是非とは
LiKE LEGEND(以下、ライクレ)のアニバーサリーツアーに、調理スタッフとして同行することになったさほ子。「公私混同がすぎるよ…!」とツッコミを入れたくなる点は満載だったが、さほ子視点で見るとキュンキュンが止まらなかった。とはいえ、「推しと一緒なら、毎日が超トクベツ!」と満面の笑みを浮かべるさほ子に、「それは、そう。国民的アイドルをひとり占めしているんだから…」と言いたくなったのは、筆者だけではないだろう。
『君がトクベツ』を通して、改めてアイドルの恋愛の是非について考えさせられた。アイドルにとって、恋人の存在はタブーだ。バレてファンが減ることはあっても、増えることはあまりないと思う。しかし、アイドルという職業はなかなか過酷。24時間ずっと気を抜くことはできないし、プライベートもあったものではない。
さほ子と皇太の関係を見ていると、ホッと安らげる場所があることは、アイドルをまっとうするための心の支えになるのかもしれない…と思った。誰にも見せられない弱さを受け止めてくれる人がいることで、笑顔でファンの前に立つことができる。
『君がトクベツ』第9話場面写真 (C) 幸田もも子/集英社・ドラマ 「君がトクベツ」製作委員会・ MBS
しかし、アイドル側もファンへの配慮を忘れてはならない。恋人の存在を隠すことも、アイドルにとっての“プロ意識”の1つなのだ。その点、皇太は「大丈夫か…?」と心配する部分が多い。まず、さほ子とずっと一緒にいたいのは分かるけど、調理スタッフとして同行させてしまうのはいかがなものなのか。
また、ファンが集まるコンサートで、さほ子に対する感謝の言葉を口にするのも、引っかかる。“推し”が、「俺にとってもライクレにとっても大切なスタッフが…」と話している人が、実は恋人だったなんてことが発覚したら…考えただけでもしんどすぎる! 熱愛が出た場合、過去の発言などを深掘りさせることもあるのだから、さほ子を守るためにも皇太には気をつけてもらいたい。
『君がトクベツ』第9話場面写真 (C) 幸田もも子/集英社・ドラマ 「君がトクベツ」製作委員会・ MBS
ただ、さほ子のオタク視点の意見が、ライクレファンにとっての幸せを生み出している部分もあった。オタクにとって、ライブが始まる前のオーバーチュアで流れる映像は、楽しみなポイントの1つだ。「黒髪ってことは、あのドラマの時期に撮った映像か…」なんて考察をするのも楽しい。しかし、ライクレはあまりの忙しさに新しい素材を撮る時間がなかったという。
晴(山中柔太朗)が、「ファンへの感謝を込めてトクベツな映像を作りたかった…」とスタッフに掛け合うも、実現は難しいという結論に。そんな時、さほ子が「5人の素顔を見られるのは、ファンとして幸せでトクベツなこと」とアドバイスをする。そして、休憩時間などに撮影した5人のメイキング映像を編集して、ライブで流すことになったのだった。バチバチにキメている映像よりも(もちろん、それもいいけれど)、メンバーのオフの顔が見られるのってうれしい!
SNS上でも「オフの映像っていいよね」「こういう映像って本当に泣ける」「ライクレオフ映像需要あります」などの声が集まっていた。




















